IPAは5月27日、ヤフーのAndroidアプリ「Yahoo!ブラウザー」に脆弱性が見つかったことを発表した。5月21日に公開された同アプリの最新バージョン(1.4.5)にアップデートすることで対処できる。

脆弱性が見つかったのは、Yahoo!ブラウザー 1.4.4とそれ以前のバージョン。アドレスバーに表示する情報に問題があり、アドレスバーに表示されるURLを偽装され、フィッシング詐欺などに利用される可能性がある。

同アプリは、インターネット閲覧時によく利用される機能が操作メニューに配置されている「らくらく機能」を搭載しているほか、Yahoo!のリアルタイム検索、知恵袋検索といった独自の検索機能を簡単に行えることが特徴。また、同アプリにYahoo! JAPAN IDでログインしておくことで、Yahoo!メールやYahoo!オークションなどの新着通知を受けることができる。