NTTドコモは5月15日、2013年夏モデルとしてAndroidスマートフォンの新製品「AQUOS PAD SH-08E」(シャープ製)を発表した。7月下旬に発売する予定。

AQUOS PAD SH-08Eは、約7.0インチ WUXGA(1200×1920ドット)ディスプレイを搭載したタブレット端末。ディスプレイに省電力性に優れた「IGZO」を採用することで長時間駆動を実現した。加えて、フルセグの視聴・録画に対応し、卓上ホルダ(同梱)にTV用のアンテナケーブル(別売)を接続することで、家庭の電波環境で視聴することも可能。このほかDolbyMobile v3に対応し、ヘッドホン(別売)を利用することで5.1chサラウンドの音声が楽しめる。

AQUOS PAD SH-08E

CPUは1.7GHz・クアッドコアの「APQ8064T」を採用。内蔵メモリは32GB/2GB(ROM/RAM)で、最大64GBのmicroSDXCカードを外部メモリとして利用できる。バッテリ容量は4200mAh。OSはAndroid 4.2を採用する。

地図やWebページ、ロック画面などから、すぐに起動できるオリジナルアプリ「書(かく)ノート」を搭載。同梱のスタイラスペンなどを利用し、紙のノートのような感覚で手書き入力できる。

このほか機能面では、背面に約810万画素、前面に約210万画素のCMOSカメラを搭載。このほか、モバキャス「NOTTV」、ワンセグ、フルセグ、トルカ、GPS、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、赤外線通信、Bluetooth 4.0、国際ローミングサービス「WORLD WING」、緊急速報「エリアメール」などが利用可能。

通信面では、下り最大100Mbps/上り最大37.5MbpsのLTEサービス「Xi」、下り最大14Mbps/上る最大5.7Mbpsの3G「FOMAハイスピード」をサポート。テザリング利用時のWi-Fi機器同時接続台数は最大で10台。

寸法・重量は約131×63×10.5mm・約131gで、IPX5/7相当の防水、IP5Xの防塵機能を備える。カラバリエーションはWhiteのみ。