iOSアプリ版「Facebook」のバージョン6.0の提供が4月16日にApp Storeで始まった。昨年8月リリースのv5.0以来のメジャーバージョンアップだ。Facebook Homeの主要機能の1つでもある「チャットヘッド」、メッセージに挿入できるイラスト「Stickers」などをサポートする。

チャットヘッドを有効にすると、友達のプロフィール写真を使ったチャット用のボタンが画面にフロートする。ワンタップですぐにチャットを開始でき、フリック操作ですばやくメッセージ画面を閉じられる。ただしAndroidスマートフォンで使うチャットヘッドが端末使用時に常にアクセスできるのに対して、iOSアプリ版のチャットヘッドはFacebookアプリ使用時に限られる。

Stickersは、LINEのスタンプのようなメッセージ用のイラストだ。iPhone/iPod touchで利用でき、メッセンジャーのメッセージ入力ボックスでスマイリーアイコンをタップして選択する。FacebookはStickerを販売するSticker Storeも用意した。

Facebook 6.0はチャットヘッドとStickersに対応するが、サービスのロールアウトが完了して全ユーザーが使えるようになるまでに数週間かかるという。

これらのほか、iPhoneでMusic、Photos、Gamesなどのフィードを受け取れるようになり、iPadのニュースフィードの表示が改善された。