ソニー、ファッション性と低音重視の「EXTRA BASS」シリーズ新ヘッドホン

ソニーは4月3日、「EXTRA BASS」シリーズのヘッドホン「MDR-XB920」「MDR-XB610」を発表した。発売は4月21日で、希望小売価格は、MDR-XB920が24,675円で、MDR-XB610が12,390円となっている。

ストリート系デザインのヘッドホンなど、昨今ではヘッドホンを選ぶ際にファッション性を重視するユーザーが増えている。MDR-XB920とMDR-XB610はファッション性が考慮されつつもサウンド性能も重視されたヘッドホンだ。

MDR-XB920では、ハウジングやハンガー、スライダーなど随所にアルミ素材をふんだんに用いられ、既発売の「MDR-XB900」よりさらに高級感を演出。MDR-XB610も、ハウジングにアルミヘアラインスピン加工が施され、高級感が漂うデザインとなっている。

MDR-XB920はドライバーに新開発の大口径50mmユニットを採用。迫力ある重低音再生を可能にした。MDR-XB610も40mm径の新開発ドライバーユニットを採用する。2モデルとも、新開発の「アドバンスド・ダイレクト・バイブ・ストラクチャー」を採用。ドライバーユニットから鼓膜までの気密性を高め、振動板前面と背面の容積を最適化するとともに、重低音の立ち上がりを向上させることで、広がりのあるクリアなサウンドを実現する。

そのほか、レザー製ヘッドクッションで快適に装着できるほか、からみにくいセレーションコードを採用する。

2モデルとも型式は密閉ダイナミック型。主な仕様は次の通り。MDR-XB920は、感度が106dB/mW、再生周波数帯域が3Hz～28kHz、インピーダンスが24Ω、最大入力が3,000mW。

MDR-XB610は、感度が104dB/mW、再生周波数帯域が4Hz～24kHz、インピーダンスが40Ω、最大入力が1,000mW。

コード長は1.2mで、MDR-XB920が片出し、MDR-XB610がY型。重量はMDR-XB920が約305g、MDR-XB610が約225gとなっている。