パナソニックは4月1日、同社の携帯電話の端末・基地局事業を担当する株式会社「パナソニック モバイルコミュニケーションズ(旧PMC)」を、分割・再編した新会社「パナソニック モバイルコミュニケーションズ(新PMC)」を設立したと発表した。新PMCでは、「端末事業に集中特化」(同社)した事業を展開。
今回の分割・再編は、旧PMCから携帯電話端末事業と基地局事業を分割し、「変化に迅速に対応できる専門体制」を敷いた端末事業に特化した新会社として新PMCを新設分割により設立。端末事業の事業の維持・拡大を図るというもの。基地局事業は、3月1日に発足したソリューション事業のグローバル拡大を目指す新会社「パナソニック システムネットワークス(PSN)」に吸収分割により承継させる。
なお、携帯電話端末事業と基地局事業の分割した旧PMCは、パナソニックに吸収合併。新PMCとPSNは、4月1日付で発足したパナソニック「AVCネットワークス社」の傘下企業となる。