韓国Samsung Electronicsが3月15日(日本時間)に、同スマートフォン「GALAXY S」シリーズの最新モデル「GALAXY S 4」を発表。日本での提供計画は現時点で発表されていないが、2013年第2四半期より全世界155カ国で順次発売される予定だ。

GALAXY S 4は、米国・ニューヨークで開催されたイベント「Samsung Unpacked 2013」で公開された。今回筆者は、同イベントに参加し、GALAXY S 4の使い勝手を試してきた。本稿では、豊富な写真とともにGALAXY S 4の実力を紹介していくので、興味のある方は是非、チェックしていただきたい。

GALAXY S4。カラーはBlack MistとWhite Frostの2色

従来モデル「GALAXY S III」と比べ、「よりスリムに、しかもより強く」なったという。横幅は70.6mmだったものが、69.8mmとスリムになり、厚さも8.6mmから7.9mmに薄型化している。重さも132gから130gと軽くなっている。

それにもかかわらず、ディスプレイは大型化。解像度は441ppiの5(4.99)インチのFULL HD SUPER AMOLEDディスプレイを採用。大型・高解像度化を実現した。加えて、ディスプレイ部にはCorningのGorilla Glass 3が使用されている。

それぞれの背面

本体側面

上部と下部

背面は模様が浮き出る

高解像度で大型のディスプレイを搭載

メモリは、RAMが2GB、ROMは16/32/64GBモデルが用意され、microSDカードを利用すれば最大64GBまで拡張できる。内蔵センサー類は加速度、デジタルコンパス、近接、ジャイロ、気圧に加え、新たに温度と湿度、IRジェスチャーというセンサーも搭載。バッテリ容量も2,600mAhと大型化している。カメラ機能も充実している。背面に1,300万画素のメインカメラ、前面に200万画素のインカメラを搭載する。

カメラは背面が1,300万画素

インカメラは200万画素

カメラを起動したところ

さまざまな撮影モードが用意されている

比較的一般的なパノラマやHDRといったモードもある

新機能のEraser

画面の一部が動く「Cinema Photo」

画像合成で多重露光の写真が撮れるDrama

こちらはインカメラとアウトカメラの画像を合成して1枚にできるDual Camera

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