イー・アクセスは、同社が展開するイー・モバイルブランドの新製品として、同社初となるLTE対応のスマートフォン「STREAM X(GL07S)」と、Wi-Fiルーター「Pocket Wi-Fi LTE(GL06P)」、「Pocket Wi-Fi LTE(GL05P)」を発表した。「STREAM X」は3月7日の発売予定。「Pocket Wi-Fi LTE(GL06P)」は2月28日発売予定。「Pocket Wi-Fi LTE(GL05P)」の発売時期は未定。

Android4.1を搭載したスマートフォン「STREAM X(GL07S)」はHuawei製。HiSilicon製の1.5GHzクアッドコアCPUを搭載し、同社初のLTE対応モデルとなる。おサイフケータイへの対応も同社初。

LTEは、20MHz帯で下り最大150Mbpsの高速通信を実現する「UE Category4」にも対応する(サービス開始時期は未定)。ROMは32GBでRAMは1GB。バッテリー容量は2350mAh。テザリングは8台まで同時接続ができ、LTE、3G共に約8時間の連続通信が可能。

4.7インチのHDディスプレイを備えた本体のサイズは、高さ137×幅67×厚さ8.6mmで重量は122g。1300万画素のメインカメラには、最新の裏面照射型センサー「Exmor RS for mobile」を搭載し、HDR動画の撮影も可能となっている。

本体の角部分は丸みをおびた形状で、手に馴染むデザインとなっている。カラーバリエーションはブラックのみ。

STREAM X本体正面/背面

クアッドコア搭載スマートフォンSTREAM X(GL07S)。ディスプレイには強度の高い「ゴリラガラス2」を採用している

STREAM X本体側面。薄型で曲線を多用したボディーが特徴

フリースタイルでスピーディー、直感操作のUIを搭載

「STREAM X(GL07S)」には高速通信、高速処理に加えて、直感的なクイック操作を可能とした独自のインターフェイス「Emotion UI」が搭載されている。

「Emotion UI」の中でも斬新なのがアプリ一覧ボタンを排除したホームスクリーンだ。「STREAM X(GL07S)」では、アプリ一覧を開くボタンをなくし、すべてホームスクリーンに表示する方法を採ることによって直感的操作を可能としている。

また、ロック画面からダイレクトでのアプリケーション起動や、ワンタッチで起動できるテザリング機能(Pocket Wi-Fiウィジェット)など、クイック操作も多岐にわたって搭載されている。

文字種の切り替えは上部のTabで切り替えが可能。また、キーボードはデザインやサイズの変更ができる

ロック画面。ロック画面に自分の好きなアプリを配置できる

ゴミ箱画面。アイコンを長押しすると画面上部にゴミ箱が表示され、アプリの消去も簡単にできるようになっている

Wi-Fiルーター2機種

今回発表されたWi-Fiルーターは「Pocket Wi-Fi LTE(GL06P)」と「Pocket Wi-Fi LTE(GL05P)」の2機種で電池のもちや持ち運びやすさに配慮したものとなっている。

「Pocket Wi-Fi LTE(GL06P)」は、3560mAhの大容量バッテリーと名刺サイズ(高さ90×幅56×厚さ19.9mm、重量150g)のコンパクトなボディーが特徴。「STREAM X(GL07S)」と同様にLTE通信規格「UE Category4」に対応しており、最長約12時間の連続通信が可能となっている。バッテリーは取り外しができ、スペアを購入すればさらに長時間の利用も可能。同時接続台数は10台で、カラーバリエーションはシルバーとホワイトの2種類となっている。

「Pocket Wi-Fi LTE(GL05P)」は、シリーズ最軽量のスリムボディーが特徴(高さ94×幅60×厚さ13.9mm、重量108g)。同社では、主なユーザー層として女性を想定しているとのこと。GL06Pと同じく、最長約12時間の連続通信が可能で、充電可能な専用クレードルが同梱される。クレードルにはLAN端子が設けられているので、固定回線のWi-Fiルーターとしても使用が可能。

GL06Pのサイズは名刺とほぼ同じ

GL05Pと専用クレードル。クレードル背面にはLAN端子があり、固定網への接続が可能

GL05Pストラップ写真。女性がハンドバックに入れても取り出しやすいように、という配慮から、カバーを外した部分にはストラップを付けられるようになっている

(記事提供: AndroWire編集部)