12月18日に発売されたAmazonのタブレット端末「Kindle Fire HD」のバッテリー容量はiPad miniと同じであることがわかった。バッテリー重量についてもほぼ同じ。修理工房SMARTに協力を仰ぎ、同端末の完全分解を行い判明した。

Kindle Fire HDのバッテリー

ディスプレイサイズなどにより、バッテリーの消費量が端末により異なるという面もあるが、バッテリー容量が大きいほど動作時間は有利になり、携行性の高いタブレット端末としては無視できない数値となる。今回の分解でAmazonの「Kindle Fire HD」のバッテリー容量は、iPad miniと同じ4,440mAhで、リチウムポリマーバッテリーであることが判明した。

また携行性という観点から端末を見た場合、もうひとつ重要になるのが端末の重量。Kindle Fire HDのバッテリー重量は、iPad miniとほぼ同じ80gだった。iPad miniのWi-Fiモデルは308g、Amazonのkindle Fire HDは395gとその差は87g。バッテリーはタブレット端末の重量の多くを占めるが、今回の分解作業で、バッテリー以外の箇所でKindle Fire HDのほうが重いことも判明した。なお、製造元はHUIZHOU DESAY BATTERYと記されていた。

今回行った分解の工程ほか、本体重量の87gの差がどこにあるのか、その詳細は後ほどリポートする。

(記事提供: AndroWire編集部)