米Googleが12月13日(日本時間)に公開した「Google Maps for iOS」アプリだが、同社によれば公開から48時間(2日間)を経ずに1000万ダウンロードを達成したという。それだけ待ち望んでいたユーザーが多かったということだろう。
同件は米Googleのコマース&ローカル部門担当シニアバイスプレジデントのJeff Huber氏がGoogle+への投稿の中で紹介している。同アプリは、iOS 6以降に従来のGoogle Mapsに代わりAppleが独自のMapsアプリを搭載したことを受け、Googleが独自開発して提供を開始したもの。従来のiOS標準搭載のGoogle Mapsとは操作感覚が異なり、機能実装はAndroid版と比較しても少なめで、iPad用の大画面ビューがない、Siriや他のiOSアプリとの連携がないといった問題こそあるものの、長らく使われてきた地図自体の信頼性はそのままであり、ユーザーからの評価は高い。公開から日数が経過したことで、JailbreakなしでSiri連携するテクニックなども広まっており、今後利用が拡大することでさらなるテクニックの発見やアプリ自体の機能向上も期待できるかもしれない。