Googleは12月13日、同社の地図検索サービス「Google マップ」のiOS版アプリの配信を開始した。Google Japan Blogに、このiOS版Google マップの解説およびYou Tubeの紹介動画が掲載されている

iOS版Google マップの提供イメージ

今回提供を開始したiOS版Google マップは、新たな画面デザインを採用し、高い操作性を実現したという。シンプルなデザインを採用することで、携帯端末の小さなディスプレイ内でも地図をできる限り広く表示できるようにした。

Google Japan Blogに掲載されているYou Tubeの紹介動画

さらに、検索窓を画面上部に、画面下部には新たに「情報シート」を設置。いつでもスワイプ操作だけで簡単に情報を確認できるようにした。付近の店舗を検索したい場合などは、ローカル検索で店名を検索するだけで、地図には店舗の位置、情報シートには住所や電話番号、レビュー、ストリートビュー、おみせフォトが一覧で表示される。

ナビ機能も搭載し、音声を使った経路案内のほか、リアルタイムでの交通状況の確認も可能。車、公共交通機関、徒歩を自由に切り替えて経路検索することも可能。

なおGoogleは同日より、「Google Maps SDK for iOS」の提供を開始。詳細は「Google Geo Developers Blog」で確認できる。

Googleでは精度の高い地図を作るためには、ユーザーからのフィードバックが「何よりも重要」としており、地図上に間違いを見つけた時に端末を振る動作でフィードバックを遅れる機能を追加。「より精度の高い、便利で、完璧なマップ」を目指し、開発していくとしている。