画像は2012年7月に発表したAndroid 4.0タブレット「ASUS Pad TF700T」

米Wall Street Journalが12月3日(現地時間)に報じたところによれば、台湾ASUSTek Computerは来年2013年のAndroidタブレットの出荷台数が、今年の2倍の水準まで急増すると見込んでいるという。これはGoogleと共同開発の「Nexus 7」など、7インチタブレット市場が盛り上がっていることが大きく、同社のAndroid戦略の基軸となりつつある。

WSJが同社CFOのDavid Chang氏に電話インタビューしたところ「7インチタブレットの販売が、来年のわれわれの出荷に大きな影響を及ぼしている」とコメントしたという。また同氏は「世界規模の経済回復がそれを後押しするだろう」とも述べている。同社の今年2012年のAndroidタブレット出荷台数は630万台だが、これが来年2013年には91%増の1200万台にまで達すると予測しているようだ。また伸び率こそ低いものの依然としてWindowsノートPCやタブレットの販売台数も多く、世界第5位のPCメーカーでもあるASUSは、2012年のWindowsノートPC/タブレット出荷台数が2230万台だったものが、2013年には7.6%増の2400万台に達すると見込んでいる。

(記事提供: AndroWire編集部)