端末としての完成度と持ち出しやすさのバランスは最強

まずは先日発売されたばかりのiPad miniだ。重量は308グラム。コンパクトデジカメよりもちょっとだけ重い程度だ。見た目の印象よりもかなり軽いが、ディスプレイの横幅がそれなりにあるため、片手で"持つ"と"操作する"を行うのは難しい。しかしベゼルが狭くなっていることと、端っこでもしっかりタッチを認識してくれることで、電子書籍のページ送りをするくらいならまったく問題ない。iOSならではの滑らかな操作感も手伝って、非常に快適に読み進めることができた。

しかし、今回の実験のポイントは"どれくらい長く持っていられるか"だ。

10分。

20分。

30分。

文字にすれば一瞬だが、この10分がどれだけ長いことか! 人柱になるなんて言い出しといて何だが、耐久レースなんてやるもんじゃない。

結局、47分でギブアップ。iPad miniはたしかに軽いが、片手で持ったときの不安定さもあってか、30分を超えてくるとじわじわと効いてくる。

・記録:47分
・教訓:iPad miniはこまめに持ち替えて使おう
・トリビア:片手でずっとホールドするとわりと手汗をかく