ついに10万IOPSを実現

Samsungの新型SSD「840 Pro」の発売がついに開始。同社製のトリプルコアMDXコントローラとNANDフラッシュを搭載するモデルで、ランダムアクセス性能の高さが特徴。容量は128GBから512GBまでの3モデルをラインナップするが、まず発売となったのは128GBと256GBの2モデルで、価格はそれぞれ11,000円前後と21,000円前後。

Samsungの2.5インチSSD「840 Pro」。コストパフォーマンスの高さも魅力

製品の特徴。AESによるデータのハードウェア暗号化機能もあり安心だ

先月発売が開始された「840」の上位シリーズ。シーケンシャル/ランダムともリード性能はそれほど変わらないものの、840 Proではライト性能が大きく向上。また保証期間は3年から5年へと長くなっている。データ転送速度は以下の通りで、リード/ライトとも9万IOPS以上という高速なランダムアクセスが特徴だ。

■主なスペックの比較
モデル名 840 Pro 840 830
データ容量 128GB 256GB 512GB 500GB 512GB
キャッシュ容量 256MB 512MB 512MB 256MB
シーケンシャルリード 530MB/秒 540MB/秒 540MB/秒 520MB/秒
シーケンシャルライト 390MB/秒 520MB/秒 330MB/秒 400MB/秒
ランダムリード 97000IOPS 100000IOPS 98000IOPS 80000IOPS
ランダムライト 90000IOPS 70000IOPS 36000IOPS
消費電力(動作時) 0.069W 0.071W 0.127W

サイドフローながら高さは控えめ

Thermalrightから、CPUクーラー新モデルが3種類登場。入荷したのはPC DIY SHOP FreeTで、いずれも従来モデルの改良バージョンとなる。

「Archon SB-E X2」は、既存のArchon SB-Eをデュアルファン化したモデル。8本のヒートパイプを採用したヒートシンクはそのままに、15cmファン×1個から14cmファン×2個に変更した。同ショップでの価格は8,480円。「Macho Rev.A(BW)」は、LGA2011に新対応したほか、ファンのカラーが黒&白に変更されたモデル。こちらの価格は5,980円。

2ファンの「Archon SB-E X2」。ファンの回転数は900~1,300rpm、ノイズレベルは17~21dBA

ファンのカラーが変更された「Macho Rev.A(BW)」。従来はミリタリーカラーだった

「TRUE Spirit 120M」は、12cmファンを搭載するサイドフロー型クーラーとしては高さを抑えたモデル。従来モデルTRUE Spirit 120の高さは160mmであったが、ファンサイズはそのままに、ヒートシンクの高さを15mm低くした。またヒートシンクの位置を後方にずらしており、メモリとの干渉も少なくした。価格は3,980円だ。

高さを抑えた「TRUE Spirit 120M」。ヒートシンクの位置も少し変更されている

なお、ディラックがThermalrightの新たな代理店となり、これらが第1弾製品となる

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