スリックは11月16日、AMT(アルミ・マグネシウム・チタン合金)を採用した中型三脚「プロ 500 HDN」と「プロ 500 HD-LVN」の2モデルを発表した。11月16日より発売し、希望小売価格は「プロ 500 HDN」が35,805円、「プロ 500 HD-LVN」が41,580円。

「プロ 500 HDN」

「プロ 500 HD-LVN」

「プロ 500 HDN」は、2ハンドル3WAY雲台「SH-736 HDN」を搭載するモデル。オイルフリュード機構により、滑らかに動作するので動画撮影向きとしている。雲台の動作の固さは「フリクションコントロール機構」により調整可能。カメラの取り付けはクイックシュー式で、クイックシューにはゴム入りコルクを採用。カメラ底面とよくなじむ設計となっている。水準器も装備。

脚部のパイプ径は26.8mmで段数は「3」。分割式のエレベーター下部を取りはずし、ローポジション撮影にも対応。脚部の開脚角度は3段階。主な仕様は、エレベーター下げ全高が1,389mm、縮長が710mm、地上最低高が354mm、最大搭載重量が4kg。全高が1,649mm、重量が2,680g。

「プロ 500 HD-LVN」は、レベリングユニットを装備した上位モデル。レベリングユニットは、より美しい水平パンを行うための機材。雲台と三脚の間に取り付けて使用する。ボールレベラー式なので水平出しをしやすく、10度(±5度)の角度調整が可能。搭載する雲台などの基本機能は「プロ 500 HDN」とほぼ共通。

主な仕様は、エレベーター下げ全高が1,421mm、縮長が742mm、地上最低高が386mm、最大搭載重量が4kg。全高が1,681mm、重量が2,910g。