Ext JS is now Sencha

Senchaは6日(米国時間)、Sencha Touchの最新版となる「Sencha Touch 2.1」を公開した。Sencha Touchはモバイル/タブレットデバイス向けに提供されているアプリケーション開発フレームワーク。iPhoneやAndroid、BlackBerry、kindle Fire向けにHTML5ベースのアプリを開発できるよう設計されている。

Sencha Touch 2.1は、より生産的にアプリ開発が行える機能の追加やパフォーマンスの向上に焦点が当てられているバージョン。Sencha Touchの主な特徴は次のとおり。

  • Sencha Touch Chartsにcandlesticktを追加し、bar及びpieチャートを更新
  • Sencha Touch ChartsがRetinaディスプレイに対応
  • 高速レンダリングレイアウトによるパフォーマンスの向上
  • インフィニティスクロールによるアドバンスリストコンポーネントを追加

その他にも、UI構築ツールであるSencha ArchitectのSencha Touch 2.1対応やビルドツールであるSencha Cmd 3.0のリリース、BlackBerry 10向けのテーマ集なども提供されている。Sencha Touchは商用版とオープンソース版の2種類のライセンスが採用されており、オープンソース版の方はGPLv3のもと公開されている。