スマートアラートは、同機能をオンにすると、不在着信があったり、SMSを受信したあとで、机などに置いている端末を持ち上げるとバイブレーションで通知が行われる。画面をオンにしたり、画面上部にあるLEDランプを確認する必要なく、端末を持ち上げるだけで不在着信があったことを知ることができる。もちろん、スマートアラートもMotion UXの設定画面から、モーションを試して確認することが可能だ。

スマートアラートは、不在着信やSMSの受信をバイブレーションで通知する機能

スマートアラートを試すこともできる。机などに端末を置いて、画面がオフになったら持ち上げてみよう

不在着信などがある場合、置いている端末を持ち上げるとバイブレーションが作動し、着信に気づくことができる

Motion UXの機能としてはこのほか、端末を前後に傾けることで画面をズームイン・ズームアウトできる「傾けてズーム」がある。これは、画面の2カ所にタッチした状態で端末の傾きを変えるモーションとなっていて、ギャラリーでの写真の閲覧時のほか、Webブラウザを利用しているときも、画面表示の拡大・縮小が可能となっている。

従来のGALAXYシリーズから搭載されているモーションの「傾けてズーム」

ギャラリーでの写真閲覧時に、画面の2箇所をタッチした状態で端末を傾けると、拡大・縮小が行われる

Webブラウザの閲覧中にも「傾けてズーム」が可能だ

また、手のひらを使ったモーションで操作できる画面キャプチャ機能も用意されている。手のひらの側面を画面に置き、左から右、または右から左にスライドすることで、手軽に画面のスクリーンショットを撮ることが可能だ。撮影時には画面が一瞬白くなって、スクリーンショットを撮れたことが確認できる。気になったWebページなどをすばやく画像として残したいときなどに活用できるだろう。

「手のひらでキャプチャ」にチェックを入れて有効化しよう

手のひらの側面を画面に置き、左右にスライドするだけで画面のスクリーンショットを撮影できる

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従来のGALAXYシリーズから、さらに進化を遂げたGALAXY S IIIの「Motion UX」を紹介してきた。スマートフォンは大画面で写真やWebサイト、アプリなどを楽しめるのが魅力だが、ほとんどの操作を画面のタッチで行う必要があるという制約もある。

しかし、Motion UXを使えば、端末を持ち上げたり、傾けるといった動きでさまざまな操作が可能で、わざわざ画面をタッチしたり、ロックを解除することなく、すばやく快適に操作することができる。

端末自体のハイスペックさに加えて、これらの先進機能を備えたGALAXY S IIIを、ぜひ店頭などで手にとって試してみてはいかがだろうか。