地上デジタル放送への移行により、テレビの映像は従来のアナログ放送と比較し圧倒的に高画質なものへと進化し、映像美については多くの人々が関心を寄せるようになった。しかし、そのような高画質の映像と共に放送されている音声部分も、デジタル化により大きく音質が向上していることを、実感されている方は意外と少ないのではないだろうか?

薄型化・狭額化を続ける液晶テレビのサウンド事情

近年の大型液晶テレビは薄型化の一途をたどっており、さらに画面の周りに位置するベゼル部分についても、フレームをより小さく狭くしたデザインがトレンドとなりつつある。したがって、必然的にサウンドの出力の核となるスピーカーやアンプ・システムを配置するスペースも制約を受けることを余儀なくされており、薄型テレビ単体では、デジタル放送や映画、そしてゲームなどの高音質サウンドを100%を活かす環境は、残念ながら再現が難しくなってきているのが現状である。

高音質なコンテンツを活かしきるためのサウンドバー

高画質と高音質を併せ持つ地上デジタル放送をはじめとしたコンテンツも、それを再生できる環境がなければ宝の持ち腐れとなってしまう。かといって、大規模なオーディオ・システムは、設置スペースも占有されてしまうし、接続や設定も面倒など、一般家庭での導入にはかなりの高いハードルがあるといって良いだろう。

YSP-4300は、薄型テレビとの相性が抜群! 横幅は、47型サイズのテレビとちょうどが重なる程度で、高さは約8cmと邪魔にならない。一聴しただけで、テレビのみの音声再生環境との違いに驚かされる!

そんな悩ましい問題を一挙に解決し、各種ホームエンタテインメント・コンテンツ全般のサウンドを手軽にアップグレードできるのが、ヤマハのデジタル・サウンド・プロジェクターの最新モデル「YSP-4300」だ。 YSP-4300は、テレビの前面下部に設置可能なサウンドバー・スタイルが特徴であり、余計な設置スペースも必要なくルックスも非常にスタイリッシュ。さらに、卓越した臨場感を再現する高音質設計はもちろんのこと、サブウーファーやiOSデバイス、PCなどとのワイヤレス接続が実現できるなど、とても多くの魅力を兼ね備えた薄型テレビ用オーディオ・システムとなっている。

本体に、新たに2基のウーファーユニットを追加で搭載。テレビや各種プレイヤーともHDMIケーブル1本で接続でき、セットアップも簡単だ

サウンドバーをテレビ前面に配置しても問題ないよう、本体背面にはリモコン信号を中継するためのセンサーが全面的に配置されている

音のビームとサブウーファーでリアルな臨場感を再現!

YSP-4300の最大の特徴となるのが、映画などのサウンドで採用されていることの多い5.1chサラウンドを、フロントスピーカーのみで再現できる「音のビーム」だ。これは、サウンドバー内に配置された22個のビームスピーカーから発せられる"音のビーム"が、室内の壁などの反射を利用して、リスナーの前後左右から届くシステム。

YSP-4300によるサラウンド再生機能を活用すれば、映画やゲームではあたかも映像の中に入り込んだような臨場感や緊張感を、音楽のライブDVDやBDなどではアーティストと一緒にステージにいるような感覚を味わうことが実現可能となる。

サウンドバーには、22個のビームスピーカーとウーファーユニットを搭載。7.1chのサラウンドを本体+サブウーファーでリアルに実現し、テレビや映画のサウンドを劇的に向上してくれる

正確なサラウンドの再現に欠かせない調整作業は、付属のマイクを本体に接続し、画面の指示に従いリモコンを操作すれば3分で設定完了。しかも、設定は3つまで保存しておき、リモコンから1ボタンで呼び出せる

そしてもう一つ、様々なコンテンツのサウンドを楽しむ上で重要なポイントとなるのが、映画館などでも体験できる、あの地響きのような重低音だ。YSP-4300では、この重低音を家庭で再現するため、サウンドバーに加えて、ワイヤレス接続に対応したサブウーファーの2ユニット構成を、あえて採用している。

サブウーファー本体は、遅延の少ない伝送を実現する同社独自の「AirWired」技術によりワイヤレス化されているため、ケーブルなどにとらわれずレイアウトの自由度も非常に高い。シチュエーションに合わせて、テレビラック内や家具の隙間などに設置するのも良いだろう。

サウンドバーとサブウーファーは、出荷時に接続設定が完了しており、購入してすぐに高音質を満喫できる。

YSP-4300のワイヤレスサブウーファーに用いられている「AirWired」技術は、一般的なBluetooth接続とは違いペアリングなどの面倒な操作を必要とせず、ワイヤレス再生時には極小の伝送遅延を実現。音ズレもないため、緊張感漂うPCゲームのプレイにも最適だ

テレビからiOSデバイスやPCまで幅広く対応

「YIT-W12」

また、YSP-4300には、iOSデバイス用ワイヤレストランスミッター「YIT-W12」が標準で同梱されている。ここにも前述のAirWired技術が採用されており、30ピンのドックコネクタを持つiPhoneをはじめ、iPad、iPodなどを接続するだけで、ワイヤレスによる高音質な再生を直感的に行えるのが嬉しい。さらに、Micro USB端子もYIT-W12には搭載されている。USBケーブルでPCと接続することで、PC内のビデオやゲームなどのサウンドも、そのままダイレクトにYSP-4300で再生可能となるのも大きな魅力だ。

なお、YSP-4300本体にはUSBポートも装備されており、USBケーブルによりiOSデバイスやUSBメモリを接続することも可能となっている(ただし、現時点ではiPhone 5との接続は未サポート)。ぜひとも、今後のiPhone 5への早期対応に期待したいところだ。

iPod用ワイヤレストランスミッター「YIT-W12」は、PC用のトランスミッターとしても動作させることが可能

YSP-4300は、各メーカーのHDMIコントロール(HDMIリンク)機能に対応しているため、手持ちテレビリモコン1つでYSPも自由に操作でき便利。瞬時に入力切り替えを行える「InstaPort」もサポートする

テレビ・映画・ゲームをとことん楽しもう!

このように、ヤマハのYSP-4300ならば、テレビや映画、ゲーム、iPhone/iPad、PCなど、家庭内の多種多様なコンテンツのサウンドを手軽にアップグレードし、とことん楽しむことができる。しかも、そのセットアップ方法は、設置スペースや接続、操作方法などあらゆる面で至ってシンプルであり、オーディオ機器や家電製品に詳しくない初心者でも迷うことがない。

本製品の筆舌に尽くしがたい驚異のサウンドとリアリティーは、皆さんが普段親しんでいる様々なホームエンタテインメントの新たなる魅力を、大いに引き出してくれるはず。まずは、ご自身の耳でYSP-4300のサウンドを体験して頂きたい。実際に、そのサウンドを耳すすれば、もう元の薄型テレビだけのサウンド再生環境には戻れないだろう。

ヤマハ YSP特設サイト「YSP EXPERIENCE」