東芝は19日、同社ノートPC「dynabook」の2012年秋冬モデルを発表。光学ドライブ搭載の13.3型モバイルノート「dynabook R732」は3モデルを用意。価格はオープン。店頭予想価格は、最上位の「dynabook R732/39G」が200,000円前後、中位モデル「dynabook R732/38G」が170,000円前後、下位モデル「dynabook R732/37G」が150,000円前後。発売日はいずれも10月26日。
2012年夏モデルと外観の変更はなく、OSやCPU、ストレージなどのスペック面が強化されている。最上位の「dynabook R732/39G」はWindows 8 Proを採用。全モデルでSSDを搭載し、下位モデルを含めバッテリ駆動時間が約13時間に向上した。カラーはいずれもシャンパンゴールドとグラファイトブラックの2色。
dynabook R732/39G
最上位の「dynabook R732/39G」は、OSにWindows 8 Pro、CPUにCore i7-3520M vProを搭載。ストレージを従来の128GB SSDから256GB SSDへと強化している。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3520M vPro(2.90GHz)、チップセットがMobile Intel QM77 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが256GB SSD、光学ディスプレイがDVDスーパーマルチ、ディスプレイが13.3型ワイド液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 8 Pro 64bit版。
インタフェースは、無線LANがIEEE802.11a/b/g/n対応、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、WiMAX、USB 3.0×2、USB 2.0×1、D-Sub、HDMI、SDメモリーカードスロット、約130万画素Webカメラ、指紋センサー、ヘッドホン出力など。
バッテリ駆動時間は約13時間(標準バッテリ)/18時間(オプションバッテリ)。本体サイズはW316×D227×H18.3~26.6mm、重量は約1.35kg(標準バッテリ装着時)。
dynabook R732/38G・dynabook R732/37G
CPUにCore i5を搭載する「dynabook R732/38G」と、Core i3を搭載する「dynabook R732/37G」は、OSにWindows 8を搭載。メモリやSSD容量がアップした。
「dynabook R732/38G」の主な仕様とインタフェースは上位モデルとほぼ共通だが、CPUがIntel Core i5-3210M(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、OSがWindows 864bit版となる。
また、「dynabook R732/37G」は、「dynabook R732/38G」からCPUがIntel Core i3-3110M(2.40GHz)、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)、ストレージが128GB SSDとなる。
バッテリ駆動時間および本体サイズ、重量はほぼ共通。「dynabook R732/37G」の重量のみ、約1.34kg(標準バッテリ装着時)となる。