日本エイサーは12日、Windows 8搭載Ultrabook「Aspire S7」シリーズを発表した。11.6型「Aspire S7 191」は薄さ12.2mm、13.3型「Aspire S7 391」は薄さ11.9mmの薄型ボディが特徴。店頭予想価格は前者が130,000円前後、後者が140,000円前後の見込みで、2012年内の発売予定。

11.6型「Aspire S7 191」

13.3型「Aspire S7 391」

両者とも10点マルチタッチに対応のIPS液晶ディスプレイを搭載。11.6型・13.3型という画面サイズながら、ともにフルHD(1,920×1,080ドット)解像度を持つ。ベゼルと画面の段差がないフラット構造になっており、Windows 8の画面右端からフリック操作で呼び出す「チャーム」が使いやすいとしている(マウス操作でもチャームを開ける)。

本体のデザイン面では、Aspire S7 191の天板はヘアライン加工のアルミ素材だが、Aspire S7 391の天板は剛性の高いゴリラガラスで覆っている。ホワイトの地色が透明感とともに映え、かっこよさと高級感を演出している。

「Aspire S7 191」の天板はヘアライン加工のアルミ素材(写真左)。「Aspire S7 391」の天板はゴリラガラスで覆われている(写真右)

11.6型「Aspire S7 191」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3517U(1.9GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)。ストレージのSSDは、64GB+64GBのRAID 0構成となっている。キーボードには有機ELバックライトを装備。

主なインタフェースは、microSDスロット、USB 3.0×2、MicroHDMI出力、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS。バッテリ駆動時間は約4.5時間で、OSはWindows 8(64bit)。本体サイズは約W283.6×D195.6×H12.2mm、重量は約1.04kg。

13.3型「Aspire S7 391」は、メモリカードスロットがSD/MMCとなり、その他の主な仕様とインタフェースは上記「Aspire S7 191」とほぼ共通。Aspire S7 391のバッテリ駆動時間は約6時間、本体サイズは約W323.3×D223.5×H11.9mm、重量は約1.3kg。

また、両者ともUSB接続の有線LANアダプタ(10BASE-T/100BASE-TX対応)、MicroHDMI/D-Sub変換アダプタ、Bluetoothマウス、レザーケースなどが付属する。

11.6型「Aspire S7 191」(クリックで拡大)

13.3型「Aspire S7 391」(クリックで拡大)

「Aspire S7 191」と「Aspire S7 391」とも、液晶ディスプレイは180度まで開く(写真左)。さらに両モデルともレザーケースやBluetoothマウスなどが付属(写真右)