既報のとおり、VAIOの2012年秋モデルが発表された。タッチ操作に適したUIを備えたWindows 8の登場に合わせ、従来シリーズにタッチモデルを追加するほか、よりタッチ操作での使いやすさを、新しいユーザー体験を追求するコンセプトモデルが投入された。そのコンセプトモデルとして紹介されたのが、コンバーチブル型ノートPCの「VAIO Duo 11」と今回レビューを行う「VAIO Tap 20」だ。

■「VAIO Duo 11」のレビューはこちらを参照してほしい
【レビュー】新たなVAIOは「未知なる世界」を切り開くマシンとなるか - ソニー「VAIO Duo 11

「VAIO Tap 20」は、10点のマルチタッチに対応した20型ワイド液晶を採用するモデル。フレキシブルなスタンドのおかげで、立てた状態でデスクトップPCとして利用できるのはもちろん、寝かせた状態で巨大タブレットのようにも使えるリビングPCとなっている。発売前の評価機を試用することができたので、早速その実力に迫ってみたい。

VAIO Tap 20

■主な仕様   [製品名]  VAIO Tap 20(SVJ20218CJW)    [CPU]  Intel Core i5-3317U(1.7GHz)    [チップセット]  Mobile Intel HM76 Express    [メモリ]  PC3L-12800 4GB (4GB×1)    [ストレージ]  約1TB HDD    [光学ドライブ]  BDXL対応ブルーレイディスクドライブ(外付け)    [グラフィックス]  Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)    [ディスプレイ]  20型ワイドTFT液晶ディスプレイ(1,600×900ドット)    [OS]  Windows 8 64bit版   [本体サイズ/重量]  約W504×D187~312×H304~45mm/約5.2kg    [店頭予想価格]  約160,000円   

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