ソニーは9月21日、ポータブルタイプのブルーレイディスク(BD)プレーヤー「BDP-SX910」を発表した。発売は10月20日で、価格はオープン。推定市場価格は40,000円前後となっている。

「BDP-SX910」

最大の特徴は、内蔵バッテリーでの連続再生時間がBDプレーヤーとしては長時間の5時間を誇る点。電源回路の効率化などの工夫により、このスタミナ性能を実現した。

また、サウンド面では「S-Force フロントサラウンド」に対応。ソニーが長年蓄積してきたバーチャルサラウンド技術で、前方2つのスピーカーだけで5.1chサラウンドを疑似的に再現。臨場感のあるサウンド再生を可能にしている。

搭載されるサウンドモードは「ダイナミックサラウンド」、「ダイナミック」、「クリアボイス」、「スタンダード」の4つ。ダイナミックは低音と高音を強調したライブなどに最適なモードで、クリアボイスは人の声を強調する映画や語学学習に最適なモード、スタンダードはバランス良い音声再生を行うモードとなっている。

BDビデオ/DVDビデオ/音楽CDのほか、BD-R/RE(カートリッジタイプは不可)、BD-R DL/RE DL、DVD±R/RW、DVD±R DL、CD-R/RWの再生も可能で、USB接続のHDDやUSBメモリ内のデータ再生にも対応する。対応する記録フォーマットは動画がMPEG-1/MPEG-2/MPEG-4 AVC/WMV/AVCHD、音声がMP3/WMA/AAC/リニアPCM、静止画がJPEGだ。

主な仕様は、画面が9V型・800×480ドットの液晶方式、接続インタフェースがHDMI出力×1系統、ヘッドホン出力×1系統、USBポート×1基となっている。再生時の消費電力は、スピーカー使用時で約10W、ヘッドホン使用時で約8.5W、待機時の消費電力は約0.25Wだ。

サイズは約W246.7×D184.7×H42.2mm(突起部含む)、重量は約1.31kg。

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