ソニー、7V型モデルもバーチャルサラウンド対応のポータブルDVDプレーヤー

ソニーは24日、ポータブルDVD「DVP-FX980」「DVP-FX780」の2モデルを発表した。いずれも6月22日発売で、価格はオープン。推定市場価格はDVP-FX980が27,000円前後、DVP-FX780が17,000円前後となっている。

DVP-FX980は9V型、DVP-FX780は7V型のモニターを搭載するモデル。9V型の従来モデル「DVP-FX970」で搭載されていた「4サウンドモード」をDVP-FX980では引き続き、またDVP-FX780では7V型としては初めて搭載する。これは、標準的でフラットな音声処理を行う「スタンダード」に加え、臨場感ある「ダイナミック」、バーチャルサラウンド効果が得られる「ダイナミックサラウンド」、小さめの音声でも聴き取りやすい「クリアボイス」の計4モードのサウンド効果を実現する機能。

ダイナミックサラウンドでは、ソニー独自技術「S-Forceフロントサラウンド」により、5.1chサラウンドを仮想的に実現する。

主な仕様は、DVP-FX980のモニターが800×480ドット・9V型液晶、DVP-FX780のモニターが480×234ドット・7V型液晶、対応メディアがDVDビデオ、DVD±R/RW/R DL(CPRM対応)、音楽CD、CD-R/RWとなっている。サイズはDVP-FX980が約W236×D170×H44mm(突起部含む)、DVP-FX780が約W200×D155×H42.5mm(同)、重量はDVP-FX980が約0.96kg(バッテリー含む)、DVP-FX780が約0.78kg(同)だ。

バッテリーの連続再生時間はDVP-FX980が約5時間、DVP-FX780が約4時間となっている。