ソフトバンクモバイルは9月19日、同社が提供する「SoftBank 4G」および「SoftBank 4G LTE」対応スマートフォン向けに「テザリングオプション」などの新サービスを提供すると発表した。テザリングオプションについては、9月21日より申し込み受付を開始し、2013年1月15日より提供を開始する予定。

9月19日の午後3時より記者説明会が開催され、孫正義代表がテザリングオプションの詳細について説明した

テザリングオプションは、iPhone 5を含む4G/LTE対応スマートフォンをモバイルWi-Fiルーターとして利用するためのサービス。月額525円支払うことで利用することができる。同サービスを利用した場合の「パケットし放題フラット for 4G LTE」の利用料は、2年間、5,460円になる。なお、月額使用料の月額525円は、2年間は無料で提供される。

またテザリングオプションは、毎月のデータ量が7GBを超えた場合は、請求月末まで通信速度が送受信最大128kbpsに制限される。ただし、別途申し込むことで、制限なく利用することが可能。この場合は2GBごとに2,625円の利用料となる。なお、テザリングオプションに加入した場合は、月額使用料無料期間終了後から「パケットし放題フラット for 4G LTE」の通信速度制限開始のデータ量は7GBから7.5GBになる。

同社ではテザリングオプションのほか、すでに発表済みのiPhone 4Sおよび4向けに提供する「スマホ下取りプログラム」を拡充。下取りによる割引額を増額するほか、対象機種にiPhone 3GSおよび3Gなどを追加した。さらに、国内通話料の割り引きサービス「24 時間通話定額オプション」、固定通信サービスと4G/LTE対応スマートフォンをセットで提供することでパケット定額料を割り引く「4G/LTE スマホBB 割」、4G/LTE対応スマートフォンに機種変更したユーザーが使用していた3Gスマートフォンをその家族が使うことでパケット定額料を2年間割り引くサービス「4G/LTE スマホ家族キャンペーン」も提供する。