ソフトバンク孫正義代表のTwitterアカウント@masasonは18日深夜、Twitter上でiPhone 5のテザリング機能に関するとみられる発言を行った。テザリングについてのコメントが欲しいと寄せられたメッセージに対し、「検討しましょう」と記された。ソフトバンク版iPhone 5でもテザリング機能が利用可能になるかもしれない。

@masasonのテザリングに関する発言

今月14日にiPhone 5の料金プランや対応機能等について発表したKDDIとソフトバンクモバイル。料金プランでは大きな差が出ず、iPhone 5の販売を巡り焦点となったのは、テザリング対応の有無についてだった。テザリングとは、スマートフォンなどを親機として、パソコンやゲーム機器などに接続して、インターネットが利用できる機能で、au版iPhone 5ではこの機能に対応し、ソフトバンク版iPhoneでは現段階において非対応となっている。

このテザリング機能自体がどれだけ衆目を集めるものなのかは不明だが、iPhone 5の売れ行きやMNPによる転出・転入を左右しかねない重要な要素になるのは確か。テザリング機能の使用可否、対応時期については多くの人が気になるところだろう。そうしたなかで、「テザリングについてコメントしてほしい」というコメントに対し、Twitterアカウント@masasonは「検討しましょう」と返した。今回のこのやりとりがiPhone 5のテザリングに関するものだと断定することはできないが、時期が時期だけに、そう捉えられてもおかしくはない。

なお、ソフトバンクグループでは@masasonがコメントした件の進捗状況について、「やりましょう」進捗状況ページを公開しているが、9月19日12時現在、同ページ中の「検討します」欄内に今回の発言はリストアップされていない。

「やりましょう」進捗状況ページ内の「検討します」欄内