AMDファン向けの憩いの場(?)

ドスパラパーツ館の1階に「AMD厳選コーナー」が新設された。最近、Intelプラットフォームに比べて元気がないAMDであるが、このコーナーにはAMD向けマザーボードが集められ、動作デモ機も用意。取材した15日には、AMDの非公式応援キャラクター「愛真田心」の"顔ハメ"パネルも置かれ、来場者の注目を集めていた。

ドスパラパーツ館1階のレジ横スペースに設けられた「AMD厳選コーナー」

この"顔ハメ"の意味が分からないが、担当者によると「FXから出てきた体で」とのこと

フロント電源のコンパクトケース

SilverStoneの「SST-SG09B」は、220(W)×295(H)×354(D)mmというコンパクトなサイズながらマイクロATXフォームファクタに対応するPCケース。フロント側に電源ユニットを配置するという特殊なレイアウトを採用しており、これを実現した。価格は11,000円前後と安価だ。

SilverStoneの「SST-SG09B」。マイクロATXケースとしてはコンパクト

内部のレイアウト。右側がフロントだが、電源スペースがある

フロント側に電源ユニットが移動したことで、その場所にあるべきドライブベイはどうなったのかということだが、まず光学ドライブは、天板側にスリムドライブ用のスペースを確保。ストレージはマザーボード裏側に設置されるが、3.5インチ×2、2.5インチ×4と、ドライブベイは意外と多い。

小型ケースながら、拡張カード用のスペースは広く確保されており、最長338mmまでのカードが利用可能。トップに18cm径のAir Penetratorファン、リアとサイドに12cmファンと冷却性能は高く、ハイエンド構成のPCが構築できるだろう。

3.5/2.5インチドライブは、マザーボードの裏側に設置する

トップにはスリムドライブのスペース。18cmファンも搭載する

サイドパネルにはファンを2つ追加可能。VGAを強力に冷却できる

背面には電源ケーブルを挿すコネクタが出ている

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