タブレット用の「タッチモード」を用意

Office 2013ではタブレット機での操作も想定されているため、タッチ操作向けの機能も用意されています。新たに追加された「タッチモード」は、タッチ操作用にボタン類のサイズを大きくできる機能。ボタン同士の間隔も広がるので、指での操作が行ないやすくなるでしょう。

図8/9 通常時のインタフェースと、タッチモードを有効化したときのインタフェース。ボタン類が大きくなり、タッチでの操作が行ないやすい

タッチモードを利用するには、クイックアクセスツールバーの設定が必要です。「▼」をクリックしてメニューを開き、「タッチモード」をクリック。クイックアクセスツールバーに追加されたボタンをクリックすれば、タッチモードが有効になります。

図10 クイックアクセスツールバーの「▼」をクリック。メニューから「タッチモード」をクリック

図11 追加されたボタンをクリックすると、タッチモードのオンオフを切り替え可能(画像はタッチモードを有効にした状態)

また画像のプロパティやサイズ変更など、一部の設定項目がダイアログではなく、作業ウィンドウに表示されるようになりました。右クリックからトリミングなどが可能になり、簡単な操作で画像関連の編集を行なえるようになっています。

図12 画像のプロパティを、作業ウィンドウで操作するようになりました。サイズの変更やアート効果なども設定可能です

図13 画像を右クリックするとトリミングができるなど、より簡単に文書を編集できる工夫が施されています