ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は7日、発売を延期していたネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne(ナスネ)」 icon の発売日を8月30日に決定したと発表した。価格は16,980円。

「nasne」は、地上デジタルおよびBS/110度CS用のデジタル3波チューナーを搭載したネットワークレコーダー。500GBのHDDを本体に内蔵し、動画などのメディアストレージとしても利用が可能。

「nasne」

発売と同時に配信を行う「nasne」本体のシステムソフトウェアVer.1.50で、DLNA1.5に対応した他機器で、ネットワークを経由したコンテンツ再生が行えるようになる。

また、「nasne」の発売と同時にPlayStation3(PS3)専用アプリケーション「torne」の「バージョン4.1」の配信も実施する。「バージョン4.1」をインストールすることで「torne」ユーザーは、「nasne」に録画した地上デジタル放送と番組コンテンツを、PS3経由で、PlayStation VitaやPSP、ウォークマンに書き出すことができる。

VAIO専用の「nasne」対応視聴・録画アプリケーション「VAIO TV with nasne」(ベータ版)と「Sony Tablet」でナスネを快適に操作できるアプリケーション「RECOPLA (レコプラ)」のアップデートも実施。VAIOおよび「Sony Tablet」から「nasne」に直接アクセスし、テレビ番組のライブ視聴、録画番組の視聴が行えるようになる。

「nasne」の主な仕様は、内蔵ストレージが500GB、チューナーが地上デジタル×1、BS/110度CSデジタル×1、100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、アンテナ入力端子、アンテナ出力端子、外付けハードディスク端子(USB2.0準拠)、B-CASカードスロット。

本体サイズは約W43×D189×H136mm。重量は約460g。

また、一部発送済みだった「nasne」については、「SCEJお客様専用ナスネオンライン交換受付ページ」にて、回収と交換を行う。交換の手順については同ページを参照されたい。

(C)Sony Computer Entertainment Inc.