FreeBSD - The Power To Serve

FreeBSDリリースエンジニアリングチームは16日(協定世界時)、FreeBSD 9.1の正式リリースへ向けた最初のベータリリース「FreeBSD 9.1 BETA1」を公開した。ISOイメージおよびフラッシュメモリイメージで提供されるアーキテクチャはamd64、i386、powerpc64、sparc64の4アーキテクチャ。イメージファイルはFreeBSDのFTPミラーサイトから取得できる。

FreeBSD 9.1 BETA1の公開は当初7月6日の予定だったが、FreeBSD 9.1のリリーススケジュールより10日ほど遅延している。このあと問題がなければRC1とRC2のリリースを実施したあと、正式版が公開される予定。正式版のリリースは8月17日を予定としているが、もう少し遅れることが予想される。

FreeBSD 9.1では、9.0で発見されたバグやドキュメントの修正、サードパーティ製ソフトウェアのアップデート、各種デバイスドライバの更新や新たなドライバのサポート追加などが実施されている。またZFS、DTrace、ipfw、growfs、SCTPといった既存の機能の改善なども施されている。