Microsoftは7月12日(現地時間)、同社運営のオンラインストレージサービスであるSkyDrive用クライアントソフトのWindows版を、一カ月半ぶりにバージョンアップしたとブログ記事で発表した。

バージョンアップの内容として、現在の同期状態を一目で確認する新しいステータスウィンドウを追加。未同期のファイル数やメガバイト数、最終更新時間を一目で把握できるようになった。また、通知領域のアイコンを右クリックした際に表示されるメニューや設定ダイアログに、問題発生時のログ情報を表示する項目やMicrosoftへ自動送信する項目が追加されている(図01~02)。

図01 新しいステータスウィンドウにより、現在の同期状態を一目で把握できるようになった

図02 同期完了後に通知領域のアイコンをクリックすると、最終更新時間が確認できる

図03 通知領域に並ぶSkyDriveのアイコン(画面一番左)。Windows 7風のデザインに変更されている

なお、今回からSkyDriveのロゴを一新。Windows 8のロゴと同じく、青を基調としたシンプルなデザインに変更されている。あわせてセットアップ時に現れる機能説明ダイアログも新しいアイコンが用いられていた。また、通知領域に並ぶアイコンはWindows 7/Windows 8のシステムアイコンと同じくモノクロのシンプルなデザインに変更された(図03~04)。

図04 SkyDriveの新しいロゴ

今回の更新によりバージョン番号は初期公開時の「16.4.3347.0416」から「16.4.6003.0710」に更新。「Beta」の文字は残されたままだ。自動更新に関してはアナウンスされていないため、新しいSkyDrive for Windowsを試す場合は、SkyDriveアプリページからダウンロードおよび再セットアップが必要となる(図05)。

図05 最新クライアントのバージョン番号。「16.4.4111.0525」から「16.4.6003.0710」に更新されている