Micronフラッシュ採用の新型SSD

プレクスターからは、新型SSD「M5S」シリーズが登場した。同社のSSDは、今年2月にM3シリーズとM3Pシリーズが発売となったばかりだったが、早くも世代交代。容量128GBの「PX-128M5S」と同256GBの「PX-256M5S」があり、価格はそれぞれ、11,500円前後と20,000円前後だ。

プレクスターの新型SSD「M5S」シリーズ。まずは2モデルが発売に

搭載フラッシュメモリが東芝製からMicron製に変更になった

コントローラはMarvell製の「88SS9174」で変わらないが、フラッシュメモリは東芝製からMicron製(25nm NAND)に変更となった。長期間使用してもパフォーマンスが低下しにくいという「True Speed Technology」も引き続き採用する。

データ転送速度は以下の表の通り。同容量(256GB)で比較すると、ランダムライトの性能が向上しているのが特徴と言えそうだ。

■M3P/M3とのスペック比較
モデル PX-128M5S PX-256M5S PX-256M3P PX-256M3
データ容量 128GB 256GB 256GB 256GB
キャッシュ容量 DDR3 256MB DDR3 512MB DDR3 512MB DDR3 512MB
シーケンシャルリード 520MB/秒 520MB/秒 540MB/秒 510MB/秒
シーケンシャルライト 200MB/秒 390MB/秒 420MB/秒 360MB/秒
ランダムリード 71000IOPS 73000IOPS 75000IOPS 70000IOPS
ランダムライト 51000IOPS 70000IOPS 68000IOPS 65000IOPS

あの話題の特製SSDがまもなく発売

プレクスターの特製SSD「Ninja」の予約が開始。予約の受付を開始したのはPC DIY SHOP FreeTで、同ショップによると発売は今月14日の予定。容量は256GBで、予価は26,800円だ。ただ、予約が殺到したため、現在は受付を中止している。

国内100個限定という激レアSSD「Ninja」。シリアルナンバーも入るぞ

Ninjaのデータ転送速度は、シーケンシャルリードが530MB/秒、ライトが370MB/秒、ランダムリードが73,000IOPS、ライトが71,000IOPS。Marvell製のコントローラで、32nmプロセスのフラッシュメモリを搭載する。5年保証というのもポイントだ。

真紅のケースがいかにも特製SSDらしい

スペックはこちら。数値的にはM5Sシリーズに近い