GL01Pは、EMOBILE LTEに対応するファーウェイ製のモバイルWi-Fiルーター。3000mAhの大容量バッテリーを搭載し、LTEと3Gともに最大約9時間の連続通信が可能であることが特長だ。さらに、無線LANオフ時の待機時間も約200時間と長時間になっている。

「Pocket WiFi LTE GL01P」(ファーウェイ製)

GL01Pの側面。WPSボタンを備えているほか、Wi-Fiボタンを長押しすることでWi-Fiのオン・オフが可能

■主な仕様   [製品名]  Pocket WiFi LTE GL01P   [寸法]  約62(W)×113(H)×13.5(D)mm   [重量]  約140g   [バッテリー使用時間]  連続通信:約9時間(LTE/3G) / 連続待機:約200時間   [通信方式]  LTE / DC-HSDPA / W-CDMA   [無線LAN規格]  IEEE802.11 b/g/n準拠   [セキュリティ]  WEP(64/128bit)、WPA-PSK(AES/TKIP)、WPA2-PSK(AES/TKIP)   [同時接続可能台数]  10台   [インタフェース]  USB 2.0準拠(microUSB形状)   [カードスロット]  micro SD/SDHC(最大32GB)  

パソコンやスマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機など、最大10台のWi-Fi対応機器からの同時接続が可能で、家族でも安心して利用できる1台となっている。また、無線LANの設定を簡単に行えるWPSボタンを備えており、WPS対応機器であれば、セキュリティーキーを入力せずに簡単に接続設定が可能。そのほか、micro SD/SDHCカードスロットを搭載していて、最大32GBのSDHCカードを利用できる。

GL01Pがあれば、外出先ですぐにインターネットを利用可能

一方のGL02Pは、AnyDATA製のWi-Fiモバイルルーター。GL01Pと同じく、3000mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大約9時間の連続通信が可能となっている。

■主な仕様   [製品名]  Pocket WiFi LTE GL02P   [寸法]  約56(W)×97(H)×18.0(D)mm   [重量]  約123g   [バッテリー使用時間]  連続通信:約9時間(LTE/3G) / 連続待機:約350時間   [通信方式]  LTE、DC-HSDPA、W-CDMA   [無線LAN規格]  IEEE802.11 b/g/n準拠   [セキュリティ]  WEP(64/128bit)、WPA-PSK(AES/TKIP)、WPA2-PSK(AES/TKIP)   [同時接続可能台数]  10台   [インタフェース]  USB 2.0準拠(microUSB形状)  

無線LANオフ時の待機時間は、約350時間とGL01Pをさらに上回る。最大10台のWi-Fi対応機器から同時接続でき、GL01Pと同様に無線LANの設定を簡単に行えるWPSボタンを備えている。なお、SDカードスロットは搭載していない。

Pocket WiFi LTE GL02P(AnyDATA製)

GL02Pを利用することで、外出先や喫茶店でも仕事ができる

GL01PとGL02Pは、ともに最大約9時間の連続通信が可能なWi-Fiルーターとなっており、一番の違いはサイズと外観と言えるだろう。GL01Pの寸法・重量は約62×113×13.5mm・約140gで、GL02Pの寸法・重量は、約56×97×18.0mm・約123g。全体的には、GL02Pのほうがコンパクトで軽量となっているが、厚さはGL01Pのほうが13.5mmと薄い。どちらもバッテリー残量や接続状態などを表示する液晶画面を備えており、GL01Pのほうが大画面で見やすくなっている。

外観としては、GL01Pはフロント面が黒色で、側面と裏面は白色。平べったい形状となっており、全面が白色でやや丸みを持った形状のGL02Pと比べると、よりスタイリッシュな印象だ。一方、GL02Pはよりカジュアルな印象の一台だと言える。

GL01P(右)とGL02Pを並べてみた。GL02Pのほうが、ひとまわり小さい

厚さを比較すると、GL01P(下)のほうが約13.5mmと薄型

次に、GL01Pを例にとって、具体的な使い方や利用シーンを見ていこう。GL01Pの特長のひとつは、最大約9時間の連続通信が可能というバッテリーの持ちの良さであり、外出先で長時間インターネットを利用したいときに最適だ。とりわけ、iPadなどのタブレットや薄型軽量のUltrabookといったデバイスは、軽量で持ち運びやすいことに加えて、バッテリーが長時間持つことが特長であり、GL01Pとの相性もバッチリだ。バッテリーの残りや電源などを気にすることなく、外出先でインターネットを存分に利用することができるだろう。