大石アンドアソシエイツはこのほど、ラッセルホブスのオーブントースター「7710JP」を発表した。発売は4月下旬。希望小売価格は10,500円となっている。

ポップアップトースターにはない汎用性を追求した結果が「7710JP」。保温や温め直しも可能なオーブントースターだ

ラッセルホブスは、英国を代表するキッチン家電ブランドだ。ラッセルホブスは、「パンの最適な焼き加減を実現するなら、トーストの専用機であるポップアップトースター」と謳っており、同社製のポップアップトースターは、日本国内でも愛用者が多い。

ポップアップトースター至上主義とでもいうべきラッセルホブスが発表したオーブントースターが、この7710JPだ。国内代理店の大石アンドアソシエイツによると、トーストを焼くためだけならば、やはりポップアップトースターだが、7710JPはそれだけでなく、より汎用性を求めるための人に向けた製品とのこと。国内ではポップアップトースターよりもオーブントースターのほうが圧倒的にシェアが高い。それには、トースターがパンを焼くためだけに使われているのではないという事情がある。

オーブントースターは、比較的シンプルな製品がスタンダードになっているが、7710JPは、それらに比べるとかなり高機能だ。本体左側には3つのダイヤルが並ぶ。上から、温度調節、ファンクション切り替え、タイマーだ。温度調節は摂氏65度~260度。ファンクションは、しっかりと焼く「Toast」、焼き目をつける「Grill」、揚げ物などの温め直しも可能な「WarmUp」、上のヒーターのみを半加熱状態にして保温を行う「KeepWarm」の4種類を搭載する。タイマーは、最長30分まで設定可能だ。

庫内はW280×D230×H130mmと広めで、トーストならば4枚を一度に、また直径21cmのピザを焼くことも可能だ。焼き網は細かなメッシュ状で、その下にはパンくずや脂などをキャッチする受け皿もセットできる。製品には、ラッセルホブスオリジナルのグリルプレートが2枚付属。同プレートを使うことで、トーストと目玉焼きなどを同時に作ることも可能だ。製品付属のレシピ集には、このグリルプレートを使ったメニューも掲載されている。

本体サイズは、W410×D290×H220で、重量は3.5kg。最大消費電力は1,200Wだ。

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