4画面出力が可能なGTX 570カード

玄人志向の「GF-QUAD-DISP/GTX570/OC」は、独自機能によって4画面出力を可能にしたグラフィックスカード。DVI-D×3端子、DVI-I×1端子、HDMI×1端子を備え、3つのDVI-D出力を仮想的な1つの画面(最大5,760×1,080)として扱うことができる。搭載GPUはGeForce GTX 570で、オーバークロック(732→800MHz)モデルだが、価格は30,000円前後と安い。

ブラケットの出力端子が特徴的。5端子中の4端子で同時出力が可能だ

可能なマルチ画面の組み合わせ。OSからはHDMI/DVI-I/DVI-Dの3画面に見える

14cmファン×2発の大型CPUクーラー

Thermaltakeの「Frio Extreme」は、14cmファンをデュアル搭載するという超強力なCPUクーラー。高さが16cmもあるため、設置可能なPCケースは限られそうだが、最大250Wというパワフルな冷却能力を誇る。価格は8,000円~9,000円前後。

サイドフロー型ながら14cmファンを搭載するThermaltakeの「Frio Extreme」

ヒートパイプは6mm径が6本。Intel/AMDの両プラットフォームに対応する

ファンの回転数は1,200~1,800rpmで、ノイズレベルは最大39dBA。VRモードとPWMモードが切り替えられるファンコントローラも付属しており、これで2つのファンの回転数を同時に制御することができる。PC DIY SHOP FreeTでの検証によれば、VRモードで一番低速にしても、5GHzへのオーバークロックに成功したという。

このファンコンで2つのファンを同時に制御できる

PC DIY SHOP FreeTでのテスト結果。同ショップでは動作デモも実施中だ

またThermaltakeからはもう1種類、CPUクーラーの新モデルとして「Contac 39」も発売となっている。12cmファンをデュアル搭載するモデルで、Contac 30にファンを1つ追加しただけの形になるが、冷却性能は160Wから180Wに向上した。価格は5,000円前後。

こちらもデュアルファンの「Contac 39」。ファンはLED付きのモデル

ヒートパイプは直付けタイプ。直径は8mmという太いものを3本使っている

トップ+サイドのデュアルフロー型クーラー

Titanの「Siberia」は、トップフロー型とサイドフロー型のハイブリッドとも言えるスタイルのCPUクーラー。サイズは200×130×162mmと巨大なものの、TDP 220WのCPUまで対応する。価格はCUSTOMで6,980円。初回入荷のみ、VGAクーラー「TTC-SC07TZ(RB)」(同ショップでの価格は1,980円)も特典として付属する。

Titanの「Siberia」。かなり特徴的な外観のCPUクーラーだ

トップフロー型とサイドフロー型の"いいとこ取り"クーラー

トップフロー部には14cmファン(700~1,800rpm)、サイドフロー部には12cmファン(800~2,200rpm)を搭載。両方のヒートシンクは8mm径のヒートパイプ×5本で接続されている。トップフローとサイドフローの両方のエアフローがあるので、CPU周辺のコンポーネントも効果的に冷却することが可能だ。