ラトックシステムは25日、eSATA/USB 3.0のデュアルインタフェースに対応する外付け型リムーバブルHDDケース「SA3-DK1-EU3」、および5インチドライブケース「RS-EC5-EU3」を2月上旬から出荷開始すると発表した。価格は「SA3-DK1-EU3」が16,000円、「RS-EC5-EU3」が12,400円。

「SA3-DK1-EU3」

「RS-EC5-EU3」

SA3-DK1-EU3

「SA3-DK1-EU3」はeSATAとUSB 3.0という2つのインタフェースを搭載し、利用する環境に合わせてインタフェースを選べる。USB 3.0接続では、実測においてUSB 2.0接続の2倍以上の速度が得られ、さらに同社のオリジナルドライバ「FastUSB」を利用することで通常のUSB 3.0接続時と比較して、約42%のスピードアップを実現したという。

ハードウェア上にAES XTS暗号化方式の暗号化機能を搭載し、付属のソフトウェアで暗号化ディスクを作成することが可能。また、S.M.A.R.T.コマンド対応HDDから、内部温度情報やステータス状態を読み出して監視し、HDDに異常が生じるとメールで通知する機能を搭載している。

USB 3.0接続、eSATA接続いずれも、トレイのホットプラグに対応。3.5インチSATA HDDのほか、2.5インチSATA HDD/SSDも搭載可能となっている。

本体サイズは約W192×D274×H60mm、重量は約2.1kg。

RS-EC5-EU3

「RS-EC5-EU3」は、ブルーレイディスクドライブやDVDドライブ、3.5インチSATA HDDなどの内蔵SATAデバイスを、外付けデバイスとして利用可能なケース。こちらもeSATAとUSB 3.0に対応し、USB 2.0接続と比べて約2倍の速度で転送可能としている。

「SA3-DK1-EU3」同様に、デバイスの暗号化機能を搭載。HDDを利用する場合、HDDの暗号化が可能となっている(光学ドライブの暗号化には対応しない)。

本体サイズは約W192×D274×H60mm、重さは約1.6kg。

どちらの製品も対応OSは、USB 3.0接続の場合でWindows XP/Vista/7、Windows Server 2008R2で、Mac OS X環境ではUSB 2.0機器として動作する。eSATA接続の場合は、Windows XP/Vista/7、Windows Server 2008R2、Mac OS X 10.4以降。

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