カプコンは20日、東京・渋谷の「O-EAST」にて、「バイオハザード」シリーズ生誕15周年を記念し、『バイオハザード 生誕15周年記念 「バイオハザード プレミアムパーティー」』を開催した。

巨大なスクリーンを前に行われた「バイオハザード プレミアムパーティー」

本イベントでは、1月26日に発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『バイオハザード リベレーションズ』のプレゼンテーションや試遊体験コーナー、バイオハザードシリーズ開発者によるイベントステージが開催された。今回はプレスのほか、バイオハザード オフィシャルファンクラブ「CLUB96」の会員メンバーも抽選で96名が招待され、普段の発表会とは一味違った雰囲気でのイベントとなった。

会場にはバイオ開発チームに受け継がれているタイプライターやこれまでのバイオシリーズのソフトが展示されていた

イーカプコンなどで販売されているバイオハザード関連グッズも盛りだくさん

また、本イベントの総合司会として登場したのは、フリーアナウンサーの鈴木史朗さん。鈴木さんはバイオハザードシリーズの大ファンであり、たびたびテレビで『バイオハザード4』のザ・マーセナリーズモードの超絶プレイを披露してゲームファンを驚かせたほどのスゴ腕の持ち主だ。

鈴木さんは「バイオハザード初代が発売されてから15年。私も15歳、年をとったわけですけれど、私はバイオハザードのおかげで74歳まで長生きできた気がします」とコメントし、会場の笑いを誘っていた。

進行役を務めたフリーアナウンサーの三条恵美さん(写真左)と、総合司会を務めたフリーアナウンサーの鈴木史朗さん(写真右)

さらに鈴木さんは「昨日の夜も『バイオハザード4』をプレイしたんですが……どなたか20万点出した方いますか? 実は19万7,600点までは出せたんです」と述べると、会場から驚きの声が上がった

その後、ステージに登場したのはバイオハザードシリーズの総合プロデューサー小林裕幸氏。小林氏は「昨年の3月でバイオハザードシリーズは15周年を迎え、皆さんの応援のおかげでこのようなパーティーを開くことができました。また、オフィシャルファンクラブ「CLUB96」もスタートし、バイオハザードシリーズは本当に盛り上がっています」とバイオハザードに対する熱い思いを語ってくれた。

バイオハザードシリーズ総合プロデューサー、小林裕幸氏

次に『バイオハザード リベレーションズ』のプロデューサー、川田将央氏が登壇。本ソフトのプレゼンテーションが行われた。川田氏は「これまでのトレーラーは、あえてネタばらしに繋がるような内容は公開してこなかったんですが、本日公開するものはクライマックスの部分をあえてピックアップしました。この映像を見てもらうだけでも、恐怖だけではなく、ドラマチックな展開も垣間見れるのではないかと思います」とコメントした。

なお、プレゼンテーションで公開された最新トレーラーは、『バイオハザード リベレーションズ』の公式サイトにアップされているので、その美しい映像とドラマチックな部分をチェックしていただきたい。

『バイオハザード リベレーションズ』のプロデューサー川田将央氏

さて、『バイオハザード リベレーションズ』のプレゼンテーションでは、3DSならではの裸眼視による立体映像はもちろん、「原点回帰となるサバイバルホラー」であることがアピールされた。本作では、アドベンチャー要素に加え、敵をあえて倒さず、自分が生き残ることを主眼とした内容となっている。また、重厚なシナリオと壮大なストーリーを実現するため、外部のシナリオライター「ストーリーライダーズ」とタッグを組み、奥の深いストーリー展開が楽しめるという。

スクリーンに映し出された『バイオハザード リベレーションズ』の大きなポイント

さらに新モード「RAID MODE(レイドモード)」の存在も明らかとなった。この「RAID MODE」は、純粋なアクションゲームとなっており、いかに大量の敵を倒してゴールにたどり着けるかというモード。敵、味方ともにライフゲージが表示されるほか、ショップでゲームを購入したり、武器をカスタマイズさせる成長要素も備わっている。さらにCO-OPプレイはローカルプレイはもちろん、インターネットを介した協力プレイも可能だ。

新たに搭載された「RAID MODE」が初披露。本作のディレクター中西晃史氏(写真左)と、アシスタント・プロデューサー竹中司氏(写真中央)は実機を用いて「RAID MODE」をプレイした

また「RAID MODE」には強力な敵も一撃で倒す専用のレア武器が4種類存在することも明らかとなった

次項では、『バイオハザード 6』の詳細が明らかに!――続きを読む