WZソフトウェアは13日、アウトライン編集や縦書きなどの基本機能から、こだわった表示スタイル設定、自動最適化する文字組み版・ルビ組み版機能など、原稿執筆のために特化したテキストエディター「WZ Writing Editor」を発売した。価格は4,980円、「WZ EDITOR 7」登録ユーザを対象とした優待版が価格3,980円。対応OSは、Windows XP / Vista / 7。32/64ビットに対応する。

「WZ Writing Editor」は、小説や記事、脚本や論文など原稿執筆に特化したテキストエディターで、アウトライン編集や縦書きから日本語の文章の余白を調整や細やかなスタイル設定など、書くための機能を厳選して搭載しており軽快な動作を実現する。

先月より期間限定のプレビュー版が公開されていたが、製品版では縦書き/横書き表示をワンクリックで切り替える「縦書き/横書き ボタン」のほか、アウトラインに罫線や色を自由に指定できる「見出し装飾表示」、組版や体裁を外してて高速表示する「下書きモード」などが搭載される。また、青空文庫組版の文字装飾やブロックの字下げ、字詰め、箇条書きなどの体裁表示にも対応している。

プレビュー版以降に新たに搭載された「縦書き/横書き ボタン」(画面は体験版)

ワンクリックで軽快に縦書きへと変わる(画面は体験版)