スマートフォンの購入を検討している人には、仕事でスマートフォンを活用したいと考えている人も多いだろう。本稿では、サムスン電子が開発したNTTドコモのAndroidスマートフォン「GALAXY S II SC-02C」(以下、GALAXY S II)のビジネスシーンでの活用方法について紹介する。
■主な仕様 [製品名] GALAXY S II SC-02C [CPU] 1.2GHzデュアルコア(S5PC210) [メモリ] ROM:16GB/RAM:1GB [ディスプレイ] 約 4.3インチ ワイドVGA 有機EL(480×800ドット) [外部メモリ] microSD(最大2GB)/microSDHC(最大32GB) [カメラ] 外側:約810万画素CMOS/内側:約200万画素CMOS [3G連続待受時間(静止時[自動])] 約690時間 [GSM連続待受時間(静止時[自動])] 約500時間 [連続通話時間(3G/GSM)] 約430分/約480分 [寸法] 約126×66×8.9(最厚部 約 10.3)mm [重量] 約120g
GALAXY S IIは、4.3インチの高精細な「SUPER AMOLED Plus」ディスプレイと1.2GHzのデュアルコアCPUを搭載したハイスペック端末。デュアルコアCPU搭載によるサクサクとした快適な操作感が特長の人気モデルだ。主なスペック、搭載機能は「製品サイト」でも確認できるので、参考にしていただきたい。
Gmail/カレンダーなどGoogleサービスを活用
まずは、メールとスケジュール管理について紹介しよう。普段の仕事でも頻繁に行うメールやスケジュールの確認などをGALAXY S IIを使うことでスムーズに行うことができる。
仕事で使っているメールアドレスをGALAXY S IIに設定すれば、通勤時間や外出先など、場所を選ばずに新着メールの確認やメールの返信を行える。また、スケジュール管理にもGALAXY S IIを使えば、PCと同じスケジュールを共有して、スケジュール管理を一元化することが可能だ。
GALAXY S IIで使うメールの基本となるのはGmailだ。Androidを搭載したスマートフォンでは、とりわけGoogleのWebメールサービスであるGmailが使いやすい。Gmailのアプリは標準搭載されていて、GALAXY S IIの初回起動時にGoogleアカウントを設定すれば、すぐに使い始めることができる。同期の設定を行うことで、新着メールを画面上部のステータスバーから確認できるようになるほか、メールを端末に保存して、オフライン時でも過去のメールの閲覧が可能になる。
Gmailアプリでは、受信トレイで複数のメールを選択して一括でアーカイブしたり、本文画面をタッチするだけでメールをアーカイブできたりと、メールの整理がしやすくなっている。また、新規メールの作成時には、端末内のファイルを添付することが可能なほか、あらかじめ作成しておいた署名を自動挿入できるなど、PCと同じ程度かそれ以上に使いこなすことができる。