10月14日にiPhone 4Sが発売される第1陣の国々では、1週間前にあたる7日より同製品の事前予約がスタートした。日本でもソフトバンクならびに新たに取り扱いキャリアとなったauのショップでの予約がスタートして話題となっているが、それから半日ほど遅れて米国でも予約がスタートした。だが、予約開始1日が経過しないうちにApple Online Storeの初回予約分は売り切れとなり、早期に製品を手に入れたいユーザーはすでにApple Retail Storeで行列を作っているという。

10月9日現在、米AppleのOnline StoreのiPhoneページにアクセスすると、iPhoneの事前予約(Pre-order)の項目で製品の出荷予定日が「1-2 weeks」となっており、発売日での入手がすでに難しいことが確認できる。

現在Apple Online Storeの米国店舗にアクセスすると、iPhone 4Sの予約ページにおける出荷日の目安が「1-2 weeks」となっており、すでに初回出荷分は売り切れになっていることがうかがえる

英Reutersなどの報道によれば、提供キャリアの1社である米AT&TがiPhone 4Sに対する需要が「とてつもなく大きい(extraordinary)」ことを示唆しており、その予約数だけでオープンから12時間で20万台以上に上ったことを報告している。現時点で米国における取り扱い業者の残り2つである米Verizon Wirelessと米Sprint Nextelの両社は特に予約状況について公式コメントを出していないが、AT&T同様に高い需要があったことは想像に難くない。

またMashableの報道によれば、米ニューヨークにおけるフラッグシップ店舗で現在改装中のApple Store 5th Ave.では、発売1週間以上前の時点ですでに行列ができており、待ちきれないユーザーが朝晩冷え込むニューヨークで発売を待ち続けているという。