WiMAX搭載スマートフォン「HTC EVO 3D ISW12HT」の販売が10月7日より開始となった。同日、東京・有楽町のビックカメラ有楽町店で発売セレモニーが実施され、HTC NIPPONとKDDIの関係者、雑誌「小悪魔ageha」の元専属モデルで実業家の桃華絵里さんが出席した。

発売を記念してくす玉割りが行なわれた

HTC EVO 3D ISW12HTは、3D表示に対応した約4.3インチQHD(854×480ドット)ディスプレイを搭載したスマートフォン。2011年2月に発表した「HTC EVO WiMAX ISW11HT」の後継モデルで、3Gに加えてWiMAX通信に対応する点が特徴。デュアルコアCPUの搭載で、高速レスポンスを実現し、前モデルの「HTC EVO WiMAX」と比較し、ブラウザの処理スピードは1.5倍、アプリを起動するスピードは2倍にアップしているという。OSはAndroid 2.3.4を採用する。

HTC EVO 3D ISW12HT

発売セレモニー冒頭、ビックカメラ有楽町店 店長の荒井文司氏が挨拶。同氏は、WiMAX対応やデュアルコアCPUの搭載という「HTC EVO 3D ISW12HT」の情報を聞いた段階から「楽しみにしていた」とコメントし、「秋、冬を通じ、年末商戦にいたるまで、(同店舗)の商品の主力になると考えている」と期待を述べた。

続いて登壇したKDDI 取締役執行役員専務の石川雄三氏は、HTC EVO 3D ISW12HTを製造するHTCについて言及。同社が提供するAndroid端末が海外で高い評価を受けていることを紹介し、「グローバールで先頭を切って走っているメーカー。HTCの良さをお客様に知って頂きたい」と述べた。

最期にHTC NIPPON 代表取締役 社長のデビット・コウ氏が登壇。KDDIの高速なネットワークやデュアルコアによる処理速度、独自のUI「HTC Sense」、充実したエンターテイメントなど、HTC EVO 3D ISW12HTの特徴を紹介した。

このほか発売セレモニーでは、元専属モデルで、実業家の桃華絵里さんがゲストとして登場。HTC EVO 3D ISW12HTについて、「今朝初めて手に取ったのですが、とにかくスピードが速い。ストレスなく、気持ちよくインターネットを楽しめる」とコメント。また、HTC EVO 3D ISW12HTが対応する、ハリウッド映画などのダウンロードサービス「HTC Watch」を自身の息子と楽しみたいと語った。