ティアックは、同社TASCAMブランドから、可動式のコンデンサーマイクを内蔵した24bit/96kHz対応リニアPCMレコーダー「DR-40」を9月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス。

「DR-40」は、A-B/X-Y両方式に対応する可動式のコンデンサーマイクと、+4dBu LINE IN/+48Vファントム対応のXLR/TRS入力に加え4TRモード搭載した24bit/96kHz対応リニアPCMレコーダー

本製品は、手のひらサイズのコンパクトなボディーに、臨場感溢れる高音質・高解像度録音を実現したリニアPCMレコーダー。録りたい音源にあわせてA-B方式とX-Y方式を切り替えて使用できる可動型単一指向性ステレオコンデンサーマイクや、外部マイク/外部再生機器の接続を可能にする+4dBuラインレベル/+48Vファントム対応XLR/TRSインプットを搭載する。また、大音量(音圧125dB SPL)を確実に捉えることが可能な耐高音圧設計、ピークを検出して自動的に最適なレベルを設定するピークリダクション機能、さらに過大入力を歪まないように抑えるリミッターなどにより、バンドや野外など音量変化の激しい環境での録音にも対応可能となっている。

さらに、通常の2トラックステレオ録音に加え、4トラックモードを搭載。録音時のバックアップとして低いレベルの録音が同時に行えるデュアルレコーディングや、非破壊オーバーダビング、内蔵マイクと外部入力の同時録音なども実現可能となっている。記録メディアにはSD/SDHCカードを採用し、単三形電池3本で約20.5時間(2ch WAV、44.1kHz、16bit)の長時間駆動が行える。なお、外付けバッテリーパック「BP-6AA」、およびリモートコントローラー「RC-10」も同時発売予定。