KDDI、沖縄セルラーは26日、auスマートフォンの新製品「HTC EVO 3D ISW12HT」(HTC製)を発表した。2011年10月上旬以降に発売する。

3D表示に対応した約4.3インチQHD(854×480ドット)ディスプレイを搭載したスマートフォン。3Gに加えてWiMAX通信に対応する点が特徴。このほか、デュアルコアCPUを搭載することで、高速レスポンスを実現。前モデルの「HTC EVO WiMAX」と比較し、ブラウザの処理スピードは1.5倍、アプリを起動するスピードは2倍にアップしているという。OSはAndroid 2.3.4を採用する。

HTC EVO 3D ISW12HT

機能面では、メインカメラとして本体背面に約500万画素CMOSセンサを2基、サブカメラとして本体前面に約130万画素センサを搭載する。外部メモリーとして、最大32GBのmicroSDHCメモリーカードが利用可能。

HTC独自ホーム画面「HTC Sense」も進化。より使いやすいUIを実現したほか、ロック解除とアプリ起動が同時にできる「スマートロック機能」が追加された。ロックスクリーン中のスライドショー表示などにも対応している。

このほか、Eメール(~@ezweb.ne.jp)、Cメール、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)、GPS、Bluetooth(2.1+EDR)、デコレーションメール、国際ローミングサービス「グローバルパスポート」が利用できる。

サービス面では、ハリウッド映画などをダウンロードできる「HTC Watch」に対応。HDMIケーブル接続して自宅のテレビでも映像を出力することもできる。

寸法・重量は約65(W)×126(H)×12.3(D)mm・約171g。連続通話は約450分、待受時間は約320時間。カラーバリエーションはブラック1色。