その他

動画
Xbox 360用の期待の新作が集まったマイクロソフトブース。体感コントローラー「Kinect」を活用した『Kinect スター・ウォーズ』(Xbox 360・発売時期未定・価格未定)

会場ではTwitterやUSTREAMも積極的に活用されていた印象。コーエーテクモのステージでは、プロデューサーがTwitterで寄せられた疑問やリクエストにズバリ回答!

PS Vitaでのリメイクも決まった『ペルソナ4』をアトラスとアークシステムワークスが格闘ゲームに! 『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』(プレイステーション 3・Xbox 360・アーケード・2012年リリース予定・価格未定)

iPhoneやiPad、Android携帯向けのゲームの特設コーナーも要注目。名作の移植から独特の操作感を活かしたオリジナルタイトルまで、バラエティに富んだ出展内容となっている

iPadで体験できた『428~封鎖された渋谷で~』(iPhone・iPad・発売時期未定・価格未定)。操作がシンプルなサウンドノベルはやはりタブレットと相性がいい様子

PS Vitaが台風の目となっている今回の会場だが、各メーカーともプレイステーション 3、Xbox 360、プレイステーション・ポータブル、ニンテンドー3DSでの開発のノウハウが蓄積してきたこともあって、ソフトの充実ぶりもなかなかのもの。また、日本よりも海外で人気のタイトルについては、各メーカーとも過度の注力はせず、まずは国内のユーザーが期待するタイトルを中心に据えているという印象を受けた。

初出展で話題を呼んだGREEのブースは、すでに配信中のゲームが多いこともあり、常時長蛇の列というわけにはいかなかったが、業界の出世頭としてのアピール、という目的は十二分に果たしていると言えるだろう。また、スマートフォンやタブレットに対応したソフトの出展も定番になりつつあり、前回同様に一定の存在感を発揮している。主観を交えて欲を言うならば、レベルファイブの出展と、プレイステーション 3の期待作『人喰いの大鷲トリコ』の出展がなかったのがちょっと寂しいところか。

従来の据置型ゲーム機と携帯型ゲーム機がまだまだ元気とは言え、変化の兆しがいくつか到来しつつある今回の東京ゲームショウ。「心が躍れば、それはGAMEです。」というキャッチコピーも、その多様化の波を物語っていると言える。年末のPS Vitaの発売を経て、今後のゲームシーンはどう様変わりしていくのか、今後も大いに注目していきたい。