千葉県・幕張メッセにて、9月15日から世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2011」が開幕した。週末の17日と18日は一般公開日となっており、4日間合計で昨年の入場者数(207,647人)と同規模の人手が見込まれている。入場料は一般当日1,200円。小学生以下は無料。開場時間は両日とも10時から17時まで(入場は16時まで)。

今回のビジネスデーの会場風景から。節電を意識してかイルミネーションは控えめなものの、各メーカー趣向を凝らした出展が行われた

今回の出展社数は193社(前回194社)、出展タイトル数は712タイトル(前回715タイトル)で、どちらの数字も前回とほぼ同じだが、出展小間数が1,250小間(前回1,458小間)となっており、前回から約200小間の減少となった。

今回の話題の中心はなんと言ってもソニー・コンピュータエンタテインメントが年末に投入する、新世代の携帯型ゲーム機「PlayStation Vita」(以下、PS Vita)だろう。記事ではPS Vitaの実機はもちろん、大手ブースの注目作を中心に紹介していく。

ソニー・コンピュータエンタテインメント

最も注目を集めていたソニー・コンピュータエンタテインメント。「PS Vita」の体験コーナーはビジネスデーにも関わらず60分から90分待ちは当たり前!

PS Vitaは2011年12月17日発売予定。3G/Wi-Fiモデルが29,980円、Wi-Fiモデルが24,980円。パッケージも展示されていた

PS Vitaの実機展示から。有機ELディスプレイの美麗さを押し出すべく、動きの激しいなでしこジャパンの試合映像が流されていた

PS Vitaの背面はこんな感じ。左右のグリップと上部のカメラ、そしておなじみ○×△□模様があしらわれた背面タッチパッドが印象的

実際に持ってみるとこのサイズ。軽量、薄型ながらも5インチのディスプレイがしっかり存在感を発揮している。ちなみにプレイステーション・ポータブルのディスプレイは4.3インチ

先日発表されたプレイステーション 3の新色も展示。「スカーレッド・レッド」(左)と「スプラッシュ・ブルー」(右)。どちらも2011年11月17日発売予定、価格は29,980円

人気ソフトがセットになった特別モデルも。「FINAL FANTASY XIII-2 LIGHTNING EDITION Ver.2」(左・12月15日発売予定・価格37,960円)と、「NINOKUNI MAGICAL EDITION」(右・2011年11月17日発売予定・価格33,780円)

PS Vita以外の体験コーナーも充実。プレイステーション 3の表現力を遺憾なく発揮した人気シリーズ『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』(2011年11月2日発売予定・価格5,980円)

全世界(とダウンタウンの松ちゃん)が絶賛した『ワンダと巨像』(2011年9月22日発売予定・価格3,980円)。フルHD、3D立体視にも対応し、プレイステーション 3で復活を果たす

10月に「レベルファイブ祭り」を行うレベルファイブは大々的なブースは設けず、『二ノ国 白き聖灰の女王』(プレイステーション 3・2011年11月17日発売予定・価格8,800円)をSCEブースで出展

こちらも忘れてはならない話題の新機種、プレイステーション携帯こと、ソニー・エリクソンのスマートフォン「Xperia PLAY SO-01D」(10月~11月発売予定)

「Xperia PLAY SO-01D」は持つと、このサイズ。実際に開いてみるとかなり携帯ゲーム機らしい外観