日本ヒューレット・パッカードは23日、法人向けノートPCの新製品7機種を発表した。同社オンラインストアHP Directplusなどから、本日より順次発売となる。堅牢筐体のモバイルPCや求めやすい価格のタブレットPC、高性能グラフィックス搭載のモバイルワークステーションなどが用意され、省電力化を行える電源管理ソフトやセキュリティ総合ソフトが搭載される。
今回発表の製品は、新デザインコンセプト「FORGE」に基づいた、マグネシウム合金とアルミニウムを贅沢に使用した堅牢で質感の高い筐体を採用している。底面にはワンタッチで開閉が可能な「HP Easy Access Door」を採用し、メモリやHDDの交換・増設を用意に行える。なお「FORGE」とは、言葉の意味である"鍛造"からさらなる磨き上げというコンセプトを表しているのと同時に、「Form(基本構造)」「Optimized(最適化)」「Richness(高質感)」「Green(環境配慮)」「Enduring(耐久性)」の頭文字を取ったものでもある。
省電力機能としては、電力消費の集中する時間帯や休憩時間を省電力設定にするなど、5分単位で自動切り替えが行える電源管理ソフト「HP Power Assistant 2.0」を全機種に搭載。また7月下旬より、ピークシフト機能を同ソフトに追加するダウンロードサービスも予定されている。このピークシフト機能追加のサービスは、4月に発表済みの法人向けノートPCも対象となる。
ハイエンドノート「HP EliteBookシリーズ」
ハイエンドノートPC「HP EliteBookシリーズ」の新製品は5機種。12.5インチ液晶を搭載したモバイルPC「HP EliteBook 2560p Notebook PC」は7月中旬販売開始で、価格が178,500円より。12.1インチ液晶のタブレットPC「HP EliteBook 2760p Tablet PC」は7月上旬発売で価格が178,500円より。
モバイルワークステーションは「HP EliteBook 8460w/CT Mobile Workstation」「HP EliteBook 8560w/CT Mobile Workstation」「HP EliteBook 8760w/CT Mobile Workstation」の3機種が登場。14.0インチの「8460w/CT」が6月23日発売で141,750円より、15.6インチの「8560w/CT」が7月上旬発売で168,000円より、17.3インチの「8760w/CT」が7月中旬発売で218,400円より。
スタンダードノートPC「HP ProBookシリーズ」
スタンダードノートPC「HP ProBookシリーズ」は、13.3インチの「HP ProBook 5330m/CT Notebook PC」と17.3インチの「HP ProBook 4730s/CT Notebook PC」が登場。「5330m/CT」は84,000円より、「4730s/CT」は82,950円より。発売はともに6月23日。