ホーム画面のUIをはじめ、Timescape、FMラジオ、再生中の曲を検索できる「TrackID」アプリなどは前機種のXperia arcの機能を受け継いでいる。主な利用可能サービスはspモード(電話帳バックアップ対応)、ドコモマーケット、GPS(海外GPS対応)、WORLD WING(3G+GSM)、iチャネル、メロディコールなど。Wi-Fi通信は802.11 b/g/nに対応。テザリングには対応しない。そのほか、DLNAサーバに対応しており、Wi-Fi機能を経由してPlayStation 3などのDLNAクライアント機器とワイヤレスにコンテンツを共有することが可能。また、「Media Remote」アプリを利用すればソニー製品を本機でコントロールすることができるようになる(対応機種についてはメーカーホームページを参照のこと)。

5画面で構成されるホーム画面。デフォルトでspモードメールも用意されている

日本語・英語の文字入力には「POBox Touch 4.1」が利用可能。キー配列や表示デザインなどをユーザーの好みに合わせてカスタマイズできる。通信速度は上り最大5.7Mbps、下り最大14Mbpsの高速通信FOMAハイスピードをサポート。連続待受時間は3Gで約350時間、GSMで約240時間。連続通話時間は3Gで約340分、GSMで約390分。

文字入力の方法は多彩なパターンが用意されているので、タッチパネルに不慣れなユーザーにも安心して扱えるだろう

ドロワー(アプリ一覧画面)はデフォルトで4画面。赤外線通信もアプリになっており、ワンタップで実行できる(写真右)

おサイフケータイ、Gガイド番組表などXperia acroに特徴的なアプリの名称も確認できる。FMラジオの視聴も可能(イヤホン利用時)

新しいモデルがリリースされる度に大きな注目を集めてきたXperiaシリーズだが、最新機種となるこのXperia acro SO-02Cは、これまで日本のユーザーが望んできた機能をほぼ全て網羅する「全部入り」スマートフォンに進化している。これから新端末を購入予定のユーザーには、是非とも大本命としてチェックしておいて欲しい。