あらゆるファイルをダウンロード

「Downloads - Download Manager」は、画像やオーディオにPDF、YouTubeやDailymotion、PANDORA TVの動画、Webページの閲覧やダウンロードなどが可能なアプリだ。

ダウンロードするには「Browser」タブをからWebブラウザを起動し、ダウンロードしたいファイルのリンクをたどって落としていけば良い。ファイルのあるアドレスを直接入力してのダウンロードも可能だ。閲覧しているページを丸ごと保存したいなら、画面下に出ている真ん中の、メール送信ボタンに似たボタンを押せば保存用のメニューが現れる。

起動中のWebブラウザ

保存とブックマーク追加のメニュー

「Downloads」では履歴および進行状況が表示される

rarとzipファイルの解凍にも対応

ダウンロードした各種ファイルは「Files」というフォルダに格納され、さらにその中に新しいフォルダを作成してファイル管理ができる。もちろんファイル名の変更も可能。また、rarとzipファイルの解凍にも対応しており、ファイルがiPhone、iPod Touchで開ける形式で保存されていれば、表示や再生が可能だ。各種ヘルパーアプリをインストールしていれば、それだけ多くのファイルの展開ができるので、解凍機能の充実には今後期待したいところである。

「Files」に格納されたファイル一覧

削除、移動、新規フォルダの作成が行える

rarとzipファイルの解凍が可能

「Setteings」タブをタップして「File Sharing」の項目をオンにすることでWiFiでのファイル共有が可能

「Setteings」タブをタップして「Passcode Lock」をオンにするとパスワード設定画面が現れる

ダウンロードしたファイルは、WiFiまたはUSB経由でパソコンへの転送が可能となっている(USB接続にはiOS 4以降が必須)。「Files」に格納されているオーディオファイルや動画は、直接iPodのライブラリに移動することはできないので、これらのファイルをライブラリに追加するには、一度パソコンに取り込み、iTunesで同期を行う必要がある(動画ファイルを「写真」の「カメラロール」に追加することは可能となっている)。このあたりの作業は、やや煩雑に感じられるかもしれない。ちなみにWiFiで接続した場合、クライアント側から「Files」の内容の変更はできないが、USB経由での接続ではiTunesでのファイル共有にて、フォルダやファイルの名前の変更および、ファイルの追加が可能となっている。

そのほか、パスワードでのロック機能などを搭載。また、iOS 4以降がインストールされている場合、マルチタスクでの使用やTV-OUTなどの機能が利用可能だ。

対応モデルは、 iPhone、iPod touchおよびiPad互換、OSはiOS 3.0以降、ジャンルは仕事効率化、アプリサイズは2.2MB、対応言語は英語、執筆時のバージョンは2.4 。なお、本アプリとは別に、iPad専用版の「Downloads for iPad - Download Manager」もリリースされている。そちらの価格は350円。