日立アプライアンスは17日、IHジャー炊飯器「極上炊き」シリーズの新モデル「RZ-MS10J」(5.5合炊き)「RZ-MS18J」(1升炊き)を発表した。発売は20日。価格はオープンで、市場価格は、RZ-MS10Jが1万9,800円前後、RZ-MS18Jが2万2,800円前後と予想される。

上級モデルと同じ2.3mm厚の黒厚鉄釜を採用する「RZ-MS10J」

RZ-MS10J/18Jは、RZ-JS10J/18Jの後継となる、圧力機能を持たない、スタンダードなIHジャー炊飯器。これまで、同社のIHジャー炊飯器では、フッ素加工を施した鉄入り厚釜が採用されていたのだが、新モデルでは、圧力IHモデルにも採用されている2.3mm厚の黒厚鉄釜を採用。もちろん、シリーズ名にもなっている「極上炊き」コースも搭載。水分を十分に浸透させて、蒸らし時間も長めにとることで(極上炊きの炊飯時間は約60分)、米本来のおいしさを引き出すことが可能だ。

また、玄米/発芽玄米コース、煮込みコースなども搭載。予約タイマーは、2系統装備している。サイズは、RZ-MS10Jが254mm(W)×187mm(H)×352mm(D)、RZ-MS18Jが289mm(W)×210mm(H)×393mm(D)。炊飯時の消費電力は1400W。