ハードディスク総合管理ソフト「PowerX Hard Disk Manager」最新版

ネットジャパンは9日、同社ハードディスク管理ソフト最新版となる「PowerX Hard Disk Manager 11」のダウンロード販売を開始した。対応OSは、Windows 2000 Professional(SP4) / XP(SP2) / Vista(SP1) / 7、32/64ビットに対応。製品は、ライセンス販売にも対応し、シングルライセンスでの価格は7,980円。また、同社オンラインショップ限定でCD-R版も17日から販売する。なお、同社Webサイトでは体験版も公開している。詳細は以下の通り。

ダウンロード版	発売日	単価
PowerX Hard Disk Manager 11 シングルライセンス	12月9日	7,980円
PowerX Hard Disk Manager 11 2ライセンス	12月9日	12,810円
PowerX Hard Disk Manager 11 5ライセンス	12月9日	28,875円
CD-R版	出荷予定日	単価
PowerX Hard Disk Manager 11 シングルライセンス	12月17日	9,030円

製品はWindowsが稼働中でもハードディスク全体をアーカイブとして保存できるイメージングバックアップ機能を搭載し、システム、アプリケーション、データを含むパーティションの保存やコピー機能、データ完全抹消機能、パーティショニングツールなど総合的にハードディスクを管理。メニューバー以外に目的の操作にカラフルなアイコンで導いてくれるユーザーインタフェースや、大きな別ウィンドウで[次へ]を押していくと操作を完了できるウィザード形式など初心者でも比較的簡単にハードディスクを操作できるのも特徴となる。

バックアップ機能では、Windowsが稼働中でもシステムやデータを保存できる。1回/システム起動時/ログオン時/毎日/毎週/毎月などのスケジューリングや、「ベーシックタイプ(基本のみ)」「差分タイプ(基本＋差分)」などバックアップの種類を選択。NASやネットワーク上の共有ドライブ、USB接続のHDD、DVDやBlu-rayなどのメディア、FTPなど、データを保存。誤操作防止のためOSから参照できないバックアップ専用の隠し領域「バックアップカプセル」、2台以上のハードディスクを接続して全体をコピーするコピー機能なども備える。

パーティション操作では、サイズ変更/移動/コピー/作成/フォーマット/削除/結合などをウィザードで手軽に扱える。パーティション操作を適用する前に、変更後に想定されるハードディスクの状態を確認する"仮想操作"なども搭載、慎重に確認した上での実行も可能になる。誤削除やウイルスなどによるパーティション削除も自動検出により復元できる。

最新版ではWindows 7や64ビットOS、SSD、GPTドライブに対するパーティション操作にも対応するほか、Windows PE 3.0ベースのリカバリーと、Linuxベースのリカバリーメディア作成の2種類のリカバリー環境が用意。Blu-rayやFTPなどへのバックアップ、ファイル/フォルダーをアーカイブにバックアップするファイルバックアップ機能、仮想ハードディスクのマウント機能など充実したバージョンアップ製品となる。