日本のケータイらしさを追求し、おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信といった機能を搭載したauのAndroidスマートフォン「IS03」。本稿ではIS03の使い勝手を紹介している。レビュー4回目は、禁断のアプリ「Skype au」について採り上げたい。

IS03

おサイフ・ワンセグ対応のauスマートフォン「IS03」を試す

第1回 外観と液晶周りをチェック
第2回 UIと日本語入力機能をチェック
第3回 電話やメール、ブラウザの使い勝手は?
第4回 禁断のアプリ「Skype au」を試す!!

高音質のSkype通話が無料で可能

IS03の中でも特に「禁断のアプリ」として大々的に宣伝されたのが「Skype au」だ。もともとPC向けのVoIPソフトとして、インターネット経由で音声通話を行えるSkypeのAndroid版。au携帯電話向けにカスタマイズが施され通常のパケット通信ではなく、音声通話と同じ回線交換方式で音声をやりとりする、というのが特徴だ。

この方式のメリットは、通常の携帯の音声通話と同じ品質で、同レベルの通話が行える、という点にある。そのため、Skype auで通話する場合は、au携帯電話同士の一般電話と同じ感覚で利用できることになる。その上、Skype au同士の通話は24時間無料で行うことができる、というのが売りだ。

とはいえ、手元にはSkype au搭載端末がテスト機しかないので、実際には試すことはできない。代わりに、iPhone向けのSkypeと通話をしてみた。通話するには、「コンタクト」タブから通話したい相手を選び、「発信」を選ぶ。すると自動的に発信されるので、後は相手が受信したら、そのまま会話をすればいい。Skype auとほかの端末のSkypeも無料で通話が行える。