マイクロソフトは12日付けでMicrosoft Office 2004/2008 for Mac関連の更新プログラム・ツールを公開した。公開されたのは、「Microsoft Office 2008 for Mac 12.2.7 更新プログラム」「Microsoft Office 2004 for Mac 11.6.1 更新プログラム」「Microsoft Entourage 2008 for Mac, Web Services Edition」「Open XML File Format Converter for Mac 1.1.7」の4本。いずれもWebサイトからダウンロードできる。

「Microsoft Office 2008 for Mac 12.2.7 更新プログラム」は、安定性の強化とセキュリティ上の脆弱性の修正を行うもの。ファイルサイズは337MB。あらかじめ、Microsoft Office 2008 for Mac Service Pack 1 (12.1.0)が適用されたシステムが対象となる。

「Microsoft Office 2004 for Mac 11.6.1 更新プログラム」は、セキュリティ上の脆弱性を修正する。ファイルサイズは17MB。Microsoft Office 2004 for Mac 11.6.0 更新プログラムがインストールされている必要がある。

「Microsoft Entourage 2008 for Mac, Web Services Edition」は、Exchange Server 2007との連携における予定表機能の向上、メモ/仕事/分類のExchange Serverとの同期を可能にするもの。ファイルサイズは64MB。この更新プログラムの導入にはMicrosoft Office 2008 for Mac 12.2.7が必要で、機能を利用するにはExchange Server側がMicrosoft Exchange Server 2007 Service Pack 1の更新プログラムのロールアップ4以降を適用されている必要がある。

「Open XML File Format Converter for Mac 1.1.7」は、Office 2008 for MacやWindows版のOffice 2007/2010で作成されたファイルをOffice v.X/2004で開くためのコンバータの最新版。ファイルサイズは45MB。対象はOffice v.X 10.1.9以降、Office 2004 11.4.0以降。